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病理学講座は、1991年より下野正基歯学博士を教授として迎え、基礎と臨床の掛け橋を担う講座として、基礎医学面では実験病理、臨床面では病理組織診断を中心に、研究および教育を行なっている。実験病理としては、歯牙、歯槽骨などの硬組織および歯根膜、歯髄、付着上皮、口腔粘膜、唾液腺における細胞接着機構や細胞機能を多角的に解析している。
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形態学的、超微構造学的な解析法に加え、分子生物学的、遺伝子学的なアプローチ法が充実しており、これらを組み合わせることで、口腔組織におけるタイト結合、ギャップ結合、ヘミデスモゾーム、デスモゾーム結合などの細胞接着タンパク質の細胞内局在と、細胞の接着機構、分泌機能を明らかにしてきた。臨床的な研究としては、臨床検体を用いた口腔癌組織のバイオマーカーの開発や、口腔癌由来細胞の接着機構、口腔腫瘍の超微構造的研究を通して、病理診断に役立つ研究を行なっている。また、海外ではミラノ大学、UCLA大学、延世大学、国内では日本大学松戸歯学部とともに共同研究を行ない、成果を挙げている。
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教育面では、大学院生教育を行ない、学位取得を指導、援助し、他講座からの大学院生を通して講座間の共同研究を行なうとともに、社会人大学院生も積極的に受け入れている。学部教育として、病理学、口腔病理学を講義し、さらに発生病態学、細胞分子生物学などを受け持ち、学生教育に携わっている。 |
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| 臨床面では、臨床検査学研究室と共に、病理組織診断を東京歯科大学千葉病院および水道橋病院において行なっている。 |