薬局
| 項目 | 院外処方せんと院内処方せん |
| 小児への薬の与え方 | |
| 点眼薬の点眼方法 | |
| 薬局の業務 |
院外処方せんと院内処方せん
平成18年11月より、原則として外来で発行する処方せんは院外処方せんとしております。一部必要に応じて院内処方せんを発行しています。医薬分業にご理解とご協力をお願いいたします。
院外処方
平成18年11月より、原則として院外処方を実施しています。
医薬分業とは、患者様が診察を受けた後、医師から発行された処方せんを持って患者様が街の保険薬局へ行き、薬の専門家である薬剤師から薬の説明を受け、薬を受け取るというものです。なお、病院の薬局の前に市川薬剤師会がFAXコーナーを設け、保険薬局へ処方せんを送信するお手伝いをしています。
院外処方のメリット
- 薬局を自由に選べます。「かかりつけの薬局」を決めておかれると便利です。
- かかりつけ薬局では患者様個人の「薬歴管理」をしてもらえます。薬歴管理により、複数の医療機関から処方された薬の相互作用や同じ作用のお薬の重複投与を防ぐことができます。
- お薬の服用にあたり、正しい服用方法や留意点など詳しい説明をうけることができます。保険薬局の薬剤師はお薬について気楽に相談に応じてくれます。
- 処方せんの有効期間は発行の日を含めて4日間です。お薬の受け取りは患者様の都合のよい時に、また家族の方など代理の方でも差し支えありません。ただし、処方せんを紛失したり有効期限を過ぎると薬局ではお薬をお渡しできませんのでご注意下さい。
院内処方
薬局カウンターのテレビモニターに引き替え番号と待ち時間を表示します。
引き替え券は領収書の右下についていますのでミシン目で切り取ってお持ちください。
お受け取ったら必ずお名前と内容をご確認ください。

小児への薬の与え方
粉薬や水薬は、のみやすくするために砂糖やジュースを加えても結構ですが、特に乳児が下痢を起こしているときは避けてください。
ミルクに薬を混ぜて飲ませると、味が変わってしまい、ミルク嫌いの原因になったり、飲み残しのため薬の全量が正しく服用できなかったりするので避けてください。
乳児では授乳後などに満腹で飲まないときがありますので、医師・薬剤師と相談し、空腹時や食前に飲ませるのも一方法です。
剤形別の薬剤の与え方
散剤
少量の水・ジュース・砂糖等で泥状にしたものを口に流しこむか、あるいは指先につけ乳児の上あごにこすりつけ。その後に水やぬるま湯等をスプーンで与えましょう。(舌の先は苦味を強く感じるので、上あごにつけるのが味を一番感じないですみます)

水剤
スポイト、カップ、スプーン等を用いて与えてください。
カビ等の汚染を受けやすい為、冷蔵庫に保管するようにしてください。

肛門坐剤
挿入時の刺激で便意をもよおすことがあるので、排便後に挿入しましょう。

坐剤を入れたら、出ないように3分位のあいだ肛門部をしめるようにしましょう。
【監修】東京歯科大学市川総合病院 客員教授 田中葉子
点眼薬の点眼方法
- 手を石鹸でよく洗ってください。

- 下まぶたを軽く引き、1〜2滴を確実に点眼します。(2〜3滴の場合もありますので、医師または薬剤師の指示に従ってください)
このとき、容器の先がまぶたやまつげに触れないよう注意しましょう。
2種類以上の目薬を使用する場合には、間隔をあけて点眼しましょう。

- 点眼後は静かにまぶたを閉じて、まばたきをしないで1〜5分間、目を閉じて下さい。
点眼後に軽く目頭を押さえるのも効果的です。

- あふれた点眼液は清潔なガーゼやティッシュで拭き取ってください。

【資料】参天製薬(株)ホームページより
薬局の業務
調剤業務
医師の指示(処方せん)により、お薬を取りそろえたり、散薬(粉薬)や水薬を混ぜて調剤したりします。その過程で以下のことを行います。

- 処方の監査
処方せんの内容について、薬の量、飲み方、飲み合わせなどをチェックし、不明な点は医師に確認します。

- 薬の取りそろえ、調製
処方せんにそって、患者様の一人一人に適したお薬を正確に調製します。
- 調剤薬の監査
薬剤師が調製したお薬を他の薬剤師が再度確認をします。
- お薬の交付
患者様がお薬を正しく服用できるように薬の効果、使い方、注意点などをお伝えします。患者様からのお薬のご相談もお受けします。
錠剤・カプセル剤
お薬の名前や錠剤の形やシートなどから区別をして調剤します。
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散剤
散剤には分包されたものも市販されていますが、そうでないものや小児の場合などは個別に秤量し、分包します。
粉のお薬は見た目が非常によく似ているものが多いため量り間違えのないように機械による監査システムを導入しています。

水薬
小児に用いるシロップ剤等の水薬を計量します。

外用薬
軟膏、クリームなどの塗り薬、シップなどのはり薬や、目薬、吸入薬などを指示どおりにそろえます。


注射交付業務
ここでは入院患者様に対して、患者様ごとに点滴・注射薬を調剤し、トレイに収め病棟へ払い出しています。点滴・注射薬は、注射せんにもとづいて調剤します。このとき、お薬の量、使い方、2種類以上ある場合は混ぜても良いものかどうかなどのチェックをしています。点滴・注射薬にはそれぞれにバーコードをつけていて、患者様のバーコードと一致しなければエラーとなるシステムになっています。入院患者様が安全に点滴・注射を受けられるよう日夜努力をしています。
薬剤管理指導業務
安全で効果的な薬物療法を行えるように、入院患者様と直接面談してお薬の効能・効果や使い方などきめ細かい説明を行っています。
入院中の患者様やご家族の方で説明をご希望の際は、主治医にお申し出下さい。
製剤業務
製薬会社が市販していないお薬を調製しています。
主に軟膏やローションなどの外用薬を調製する「一般製剤室」と、目薬や注射薬などの無菌製剤を調製するため、清潔に保たれた「無菌製剤室」に別れています。
化学療法支援業務
がん化学療法に使用される薬剤は、薬局内で薬剤師が無菌的に調製し、病棟や外来で患者様に投与されています。また、医師より提出された患者様ごとの治療計画書(プロトコール)の管理も行っており、患者様が安心して治療を受けられるように細心の注意を払って業務にあたっています。さらに薬剤管理指導業務とリンクして外来で化学療法を行っている患者様へのお薬の説明も行っています。
医薬品情報・医薬品管理業務

病院で医薬品を適正に使用していただくために医薬品に関する様々な情報を収集し、整理し、そして伝達するのが医薬品情報管理室です。
薬の副作用情報の収集、採用薬品の審議等、院内の医薬品に関する薬事委員会(院内の薬剤使用における安全管理問題を検討したり、新薬の採用、厚生労働省副作用情報、院内の医薬品リストの改訂等)を主催するのもDI室の役割です。院内の副作用情報を収集し、重大な事例については、厚生労働省に報告し、医薬品の安全に貢献しています。
また、調剤室や注射交付室で使用される医薬品や、検査で使用される診断用薬、そして麻薬などの発注や在庫管理も行っています。
治験審査・倫理委員会事務局
新しい臨床試験がヘルシンキ宣言を遵守し、科学的・倫理的に行われ、臨床試験に参加していただく方の権利(人権)が守られ、良い薬や治療法が世の中に出るお手伝いをしています。
