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放射線科 専門研修プログラム 専攻医募集

放射線科専門研修プログラム 専攻医募集

専門研修プログラムに関する問い合わせ先

TEL 047-322-0151
Email (放射線科 最上)
miwase@tdc.ac.jp  (人事課 岩瀬)

当科の特徴

東京歯科大学市川総合病院放射線科は、今回日本専門医機構による新専門医制度の開始を目的に作成したプログラムにおける基幹施設の一つに選ばれました。本プログラムは、東京歯科大学市川総合病院放射線科を専門研修基幹施設とし、東京慈恵会医科大学附属病院画像診断部・放射線治療部、富士市立中央病院放射線科、医療法人立川メディカルセンター立川綜合病院放射線科を専門研修連携施設として加えた専門研修施設群を統括する4施設からなる専門研修プログラムです。 

放射線科の体制は、放射線科常勤医師7名(うち専攻医1名)で画像診断、核医学、放射線治療の3 部門の診療を行っています。常勤医のうち放射線診断専門医3名、放射線治療専門医1名、IVR専門医2名、核医学専門医1名の有資格者が在籍しています。放射線科は東京慈恵会医科大学出身者で構成されています。
診療機器としては、320列マルチスライスCT 1台、64列マルチスライスCT 1台、3.0T超伝導MRI 1台、1.5T超伝導MRI 1台、多目的血管造影装置 1台、心血管造影装置 1台、SPECT装置 1台などです。この規模の病院としては大学病院にも引けを取らない最新の設備を備えています。
当科では常勤診断専門医がワンフロアーで勤務しており、コミュニケーションがきわめて良好であることも特徴の一つです。夜間当直はおこなっておりませんが、連休中などでも必要に応じて読影を行い、患者様や臨床医の期待に応えています。
また、当科ではIVRも積極的に行っており、千葉県内でもトップクラスの症例に対応しています。IVR専門医は2名で、他スタッフも併せて24時間365日の緊急対応を行っています。TACEや透析内シャント治療、外傷症例などに対応しています。血管外科と協力のうえ施行している大動脈ステントグラフトや関連するエンドリークの治療も多経験できます。
CTガイド下ドレナージや生検も多数行っており、それ以外にも日本での導入施設がまだ少ない凍結療法装置が導入されています。新たな局所治療法である凍結療法についても、経験豊富な医師に指導を受けることが可能です。

放射線治療医も2名(うち専門医1名)が在籍しており、治療に関しても充実した研修が可能です。当科のベッドは保有しておりません。

学会や講演会、セミナーに参加できるよう配慮しています。また、学会発表や論文投稿の支援もします。

到達目標

(1)専門知識

専攻医は、医療の質と安全管理ならびに画像診断法(X線撮影、超音波検査、CT、MRI、核医学検査)、IVRおよび放射線治療の知識を修得する必要があります。

A.医療の質と安全管理

  • 放射線診療に必要な放射線の物理作用ならびに生物作用を説明できる。
  • 放射線防護の理念と目標について正しく説明できる。
  • 放射線診療において医療の質と安全を確保する対応方法を説明できる。

B.画像診断

  • 画像診断の各モダリティ(X線撮影、超音波検査、CT、MRI、核医学検査)の基本的な原理・特徴を説明できる。
  • 画像診断と関連する基本的な解剖、発生、生理を説明できる。
  • 代表的疾患について画像所見を説明できる。

C.IVR

  • 代表的な血管系・非血管系IVRについて、その意義と適応、手技の概要、治療成績、合併症を説明できる。 

D.放射線治療

  • 放射線治療(外照射、密封小線源治療、RI内用療法)などの特徴と実際を説明できる。
  • がん集学的治療に占める放射線治療の役割を理解し、手術ならびに化学療法との併用療法について理論的根拠を説明できる。

(2)専門技能

専攻医は放射線障害の防止に努めつつ、画像診断の各検査法と診断ならびにIVRおよび放射線治療に携わり、安全で質の高い医療を提供する専門技能を修得する必要があります。

A.画像診断

  • 各種画像診断法のなかから、個々の患者に最適な検査法を自分自身で指示できる。
  • 撮像された画像について客観的に適切な用語で所見を記載し、検査目的に即した内容でレポートを指導医の下で作成できる。

B.IVR

  • 血管系IVRについて基本的な手技(穿刺、基本的カテーテル操作、圧迫止血等)を指導医の下で実践できる。
  • 非血管系IVRについて適切なガイド(誘導画像検査法)を自分自身で選択できる。

C.放射線治療

  • 各疾患に対する適切な放射線治療法について理解し、標準的な治療計画を指導医の下で立案できる。

D.医療の質と安全管理

  • 放射線診療において医療の質と安全を確保する対応策を指導医の下で立案できる。
  • 放射線診療の質の向上のために必要な方策を指導医の下で実行できる。

(3)医師としての倫理性、社会性など

放射線科領域専門医としての臨床能力には、医師としての基本的診療能力と放射線科医としての専門的知識・技術が含まれ、これらを身につける必要があります。 

  • 患者への接し方に配慮し、患者や医療関係者とのコミュニケーション能力を磨くこと
  • 誠実に、自律的に医師としての責務を果たし、プロフェッショナリストとして周囲から信頼されること
  • 診療記録の的確な記載ができること
  • 患者情報の適切な管理ができること
  • 医の倫理、医療安全等に配慮し、患者中心の医療を実践できること
  • 臨床から学ぶことを通して基礎医学・臨床医学の知識と技術を修得すること
  • 診療放射線技師、看護師、医学物理士、事務職員と協働しチーム医療を実践できること
  • 後進を的確に指導するための能力を修得すること

(4)学問的姿勢

科学的思考、課題解決型学習、生涯学習、研究などの技能と態度の修得に努め、自己学習の習慣を身につける必要があります。

  • 科学的思考、課題解決型学習、生涯学習、研究などの技能と態度の修得に努める。
  • 医学、医療の進歩に追随すべく常に自己学習し、新しい知識の修得に努める。
  • 将来の医療の発展のために基礎研究・臨床研究にも積極的に関わり、リサーチマインドを滋養する。
  • 常に自分自身の診療内容をチェックし、関連する基礎医学・臨床医学情報を探索し、EBMの実践に努める。
  • 学術集会に積極的に参加して自己学習に努め、自らの研究成果を発表し論文を執筆する。

まとめ

東京歯科大学市川総合病院放射線科では、豊富な症例、臨床実績および研修指導体制の整備により、より実りのある研修が行えるよう支援していきます。当科は日本医学放射線学会放射線科専門医総合修練機関、日本IVR学会専門医修練認定施設、日本放射線腫瘍学会認定施設に認定されており、専門医の育成にも力を入れています。

東京歯科大学市川総合病院 放射線科
部長 最上拓児