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初期臨床研修プログラム

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初期臨床研修プログラムの概要

東京歯科大学市川総合病院における、初期臨床研修プログラムは、医師として将来従事することになる専門分野に関わらず、必要な姿勢および態度を身に付けると共に、日常診療で遭遇する頻度の高い疾患・症状・病態に対応できるプライマリ・ケアの基本的な診療能力を修得することを目標とするプログラムである。

第一線の臨床医として、全人的医療を実践していくために、日常診療に必要な基本的知識,技能,態度を身に付けることを目標に、プライマリ・ケアと救急医療を中心としたスーパーローテート方式で研修を行っていく。

具体的には、初期研修の1年次には内科,外科,小児科,産婦人科,救急医療の研修を行い、2年次には、精神科,地域医療および選択科目をローテートする。

東京歯科大学市川総合病院の特徴としては、都心から約30分と便利な地域に位置しているものの、市川市の地域医療を担う中核病院としての性格が強く、急性期疾患を中心に豊富な症例を経験する機会に恵まれている。一方、大学病院として基礎的,臨床的研究も活発に行われている。研修医に対して研究の重要性についても教育し、研修医による学会発表なども積極的である。

【初期臨床研修プログラムの管理運営体制】

初期臨床研修プログラムの管理運営は、研修管理委員会およびプログラム委員会を中心に行われる。プログラム委員会は、

  1. 研修プログラムの作成および管理
  2. 研修医の採用、中断および管理
  3. 目標達成の評価を行う。

研修管理委員会は、部長会のメンバーで構成され、定期的に委員会を開催し、プログラム委員会での決定事項を審議検討し、承認するものとする。更に、研修終了時に、各診療科の指導医の指導内容および研修医の到達目標達成を評価するとともに、評価内容を次年度のプログラムおよび教育者の質的向上のために見直しをしていく。

初期臨床研修プログラムの管理運営体制

研修医の処遇

給与 東京歯科大学の給与規程により支給される。
福利厚生 私学事業団(健康保険・年金)に加入することができる。
研修医のための宿舎に入居できる。また、年2回の健康診断を受ける。
災害補償 業務災害および通勤災害補償については、労働災害補償保険法の定めによる。
食事 職員食堂(有料)がある。

初期臨床研修プログラム

プログラムの名称

東京歯科大学市川総合病院 初期臨床研修プログラム

プログラムの目的と概要

将来、第一線の臨床医として全人的医療を実践していくために、日常診療に必要な基本的知識,技能,態度を身に付けることを目標に、プライマリ・ケアと救急医療を中心としたスーパーローテート方式で研修を行っていく。

初期研修の1年目には、内科24週、救急12週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週の研修を行う。2年目の研修として、地域医療4週、精神科4週を必修ローテーションとし、残りの44週は、4週を1タームとし選択科目をローテーションする。

・初期臨床研修プログラム(PDF)

プログラム責任者と参加施設

プログラム責任者 大内 貴志
プログラム参加施設 医療法人社団平静会 大村病院
独立行政法人国立病院機構 下総精神医療センター
指導責任者 各科の研修プログラムを参照のこと

定員および選抜基準

定員 10名
選抜基準 小論文および面接により選抜する

面接は、研修管理委員会およびプログラム委員会の委員により施行される。

研修時間割

1年次
  1. 内科(一般内科、消化器内科、循環器内科)24週、救急医療12週、外科4週、小児科4週、産婦人科4週の研修をローテーションする
2年次 精神科4週,地域医療4週を必修ローテーションとし、残りの44週は、選択科目をローテーションすることとする。なお、将来専攻したい診療科あるいは、興味のある診療科を研修医自身の希望で選択できる。但し、選択する診療科の研修期間は、1診療科4~44週とする
1年次  
内科
(24週一般外来を含む)
救急
(12週)
外科
(4週)
小児科
(4週)
産婦人科
(4週)
     
2年次  
地域
(4週)
精神
(4週)
選択
(4週×11)

到達目標

プログラム全体の到達目標は、厚生労働省の新たな医師臨床研修制度の到達目標(行動目標,経験目標)に到達することである。各科のローテーションにおける到達目標については、各科の研修プログラムを参照のこと。

研修内容

各科の研修プログラムを参照のこと。

当直

当直:指導医のもとで週1回程度の当直業務を行う。

評価方法

各科の指導医が毎日研修医を評価し、到達目標達成を援助する。各研修医は、研修を受けた各科において経験した疾患、講習、基本技術などをepocに入力する

ローテーション移動時には、プログラム責任者が研修内容を吟味し、各科の臨床研修評価表とサマリー提出率にそって研修医の評価を行う。同時に、各科指導医の指導内容も評価する。

研修終了時には、研修管理委員会が各診療科の指導医の指導内容および、研修医の到達目標達成を評価するとともに、その評価結果より次年度のプログラムおよび教育者の教育内容の見直しを行っていく。

プログラム修了の認定

プログラム委員会および研修管理委員会が、各研修医の到達目標達成を確認した後に、統括責任者である病院長が研修修了証書を授与する。

プログラム終了後のコース

初期臨床研修プログラムを修了したものは、所定の手続きと選択試験により、各診療科の臨床専修医として引き続き後期臨床研修プログラムに進むことも可能である。

臨床研修病院年次報告書

・臨床研修病院年次報告書(PDF)