野口英世(幼名:清作)は、明治9年(1876)11月9日、福島県耶麻郡猪苗代町(当時三ッ和村)に父 佐代助、母 シカの長男として生まれ「清作」と名付けられた。代々農家だった野口家は、清作が生まれた頃は、大変貧しかった。


生 家


父 佐代助

母 シカ

いろり
 明治11年(1878)4月末の夕方、1歳半の清作はいろりに落ち左手に大火傷を負う。
 
 

 清作は、身体的ハンディをばねにして、強靱な肉体と集中力を養って小学校でも抜群の成績を修めた。猪苗代尋常高等小学校の首席訓導であった小林 栄の薦めと援助で明治22年(1889)4月猪苗代尋常高等小学校に入学、4年間、常に首席で通 した。


小林 栄


清作の使用した教科書の数々

賞状一等賞

三ッ和尋常小学校
尋常小学科卒業証書

猪苗代尋常高等小学校
高等小学科卒業証書