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東京歯科大学 水道橋病院

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歯科のはなし

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医療の形を変える?3Dプリンタのはなし
詰め物、ブリッジ、入れ歯にインプラント、、、。歯科では患者さんのためにたくさんの‘歯’をつくります。最近はコンピュータ技術が大きく進歩したおかげで、「3Dプリンタ」を使って‘歯’をつくることができるようになりました。普通のプリンタがインクで紙に印刷するのと同じで、3Dプリンタはインクを積み重ねていくことで立体的なものを作る技術です。インクには様々な材料が選択できるので、歯科の材料を使えばより早く、正確な治療に生かせると、世界中でたくさんの研究が行われています。10µm以下という、とても精度の高い造形を行うことができるので、患者さん1人1人のお口に合ったテーラーメイド医療の実現に向けて、大きな期待を背負っています。 まだ完全には実用化されておりませんので、歯科医院で3Dプリンタを用いた治療が当たり前のように行われるまでもう少しかかりそうですが、患者さんの安全や満足につながる新しい治療法も続々と開発されていることから、期待が高まりますね。                               解剖学講座                                  松永 智

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