本学では特色ＧＰ事業の一環として「試験問題作成とセキュリティに関するワークショップ（第5回より試験問題作成に関するワークショップに名称変更）」を継続的に開催している。このワークショップは歯科医学における基本的な知識の理解と総合的な診断能力・問題解決力を総括的に評価するための多肢選択式試験問題作成のスキルアップ、更にその試験問題の重要性に配慮し厳正に管理する能力の向上を目指し、個人演習および小グループによるブラッシュアップ等の実践的なワークショップを行う。これらを通じ、教員個々の問題作成・管理能力の向上を図り、ひいては、本学における学生の公正な学習評価のより一層の充実を目指す目的で開催している。
参加者は実践として実際に問題を作成する個人演習、グループ及び全体によるブラッシュアップを行なっている。また講演として「セキュリティの確保」「多肢選択式問題作成法の解説」を聞いている。参加者からは「異なる分野の教員で構成されたグループでのブラッシュアップは、異なった視点からの意見交換ができたので非常に有意義であった」「大勢の目で見ると思わぬ改善点が見つかり、改めてブラッシュアップの有用性を感じた」等の感想があり、参加者にとって非常に有意義なものである。
過去の実施概要は下記の通り。
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