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2024.12.27

季節の室礼(12月) ~冬至(運盛り)~
市川総合病院では、毎月季節の室礼(しつらい・飾りつけ)を外来棟1階の渡り廊下に行っています。毎月月初めの1週間ほど展示をしておりますので、ぜひご覧ください。

12月の室礼のテーマは『冬至(運盛り)』です。

●冬至
 今年の冬至は12月21日です。一年で一番昼が短く、夜が長い日です。翌日から畳の目、一目ずつ日が伸びていくといわれます。10日位たつと日足が少し伸びたことが実感できます。
冬至から暖かさは復活してきますが、実際には地球が温まってくるのは立春頃からで、少しずつ暖かさを感じ「暑さ寒さも彼岸まで」というようにお彼岸頃には春らしくなってきます。
   またこの日は太陽の力がよみがえる「一陽来復」の日です。厳しい冬が終わり、暖かい春に向かうこと、また大変な事が続いた後に物事が良い方に向いて、希望に未来をつなぐ日ともいわれます。南瓜の中の黄色や柚子の黄色は邪気を祓います。南瓜を食べると風邪を引かない、中風にならないという言い伝えがありますし、柚子湯に入って身体を温め、厳しい寒さを乗り切ります。
小葉の髄菜(こばのずいな)、錦木(にしきぎ)の葉の紅葉と、寒菊は冬になって咲き、霜にあってもいたまず、花も葉も小振りで寒さのために紅葉します。

 展示物:南瓜、冬瓜、蒟蒻芋、小豆、獅子柚子、一陽来復のお守り、ねずみ瓜、柿


●運盛り
   一年がつつがなく終わったことに感謝し、「ん」は来年の「運」に通じる縁起から「ん」が2字入った食物7種を盛る。
 
 展示物:南瓜(なんきん・ガボチャ)、人参、金柑、銀杏、寒天、蓮根、甘藍(かんらん・キャベツ)











 

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