血脇は、大正11年5月ニューヨークを訪問し、野口と再会を果 たした。野口は血脇とシカゴで別れるまでの38日間行動を共にして、労を惜しまず血脇の世話をした。

ニューヨークを訪れた
血脇守之助は野口英世と再会

ハーディング大統領を表敬訪問した際の
新聞記事(大正11年5月26日)
 
 

野口英世より送られた扁額
 大正12年(1923)9月1日の関東大震災により、東京歯科医学専門学校は壊滅的打撃を受けた。残ったのは3階建ての附属医院の残骸だけであった。
 翌13年(1924)9月秋にニューヨークの野口英世博士より、学校の再建と教職員への激励を込めて「高雅学風徹千古」の扁額が送られてきた。

廃墟の中の附属医院