東京歯科大学120周年
 
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理事長挨拶・学長挨拶
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理事長挨拶・学長挨拶
理事長挨拶
 
培ってきた伝統を広く公開し後世に継承していく 熱田理事長写真

 本学は明治23年に高山紀齋先生による本邦初の歯科医学教育機関「高山歯科医学院」の開学に始まり、その後、同学院を移譲された血脇守之助先生のもと発展を重ね、「東京歯科医学院」と改称した後、「東京歯科医学専門学校」、そして戦後まもなく「東京歯科大学」となりました。以来、我が国最古の歯科大学として、一世紀を越えた歴史と伝統を刻み、常に発展を続け、歯科界における優秀な歯科医師・歯科医学者を育成、輩出してきました。創立者高山紀齋先生と建学者血脇守之助先生が築かれた歯科医学・歯科医療における金字塔は多くの優れた先達により受け継がれ、この伝統は、未来永劫に継承し、今後もさらなる歯科医学・歯科医療の発展に繋がることとなるでしょう。
 本学は此れまで、90周年、100周年と伝統ある歴史の節目ふしめに高山先生、血脇先生、そして本学の基盤を築き発展に尽力された多くの先達への感謝の意をこめ、記念事業を開催してきました。昭和55年の創立90周年は、千葉校舎への移転が主な事業であり、翌56年に千葉校舎竣工時の落成式典と併せて記念事業を開催しました。平成2年の創立100周年は、記念式典に天皇皇后両陛下のご臨席を賜り挙行され、水道橋校舎(TDCビル)の新築、血脇先生の顕彰、市川総合病院の新築、御殿町グラウンドの取得・造成、記念誌の編集と多くの事業を展開してきました。110周年については、学内外の様々な情勢により、記念事業としては実施しませんでした。平成22年に迎える創立120周年は、この20年間の大学の集成として、大きな意義を持つことになります。
 本学が歯科界のリーダーとして培ってきた伝統や教育・研究等各分野での実績を広く公開し、後世に継承していくことを法人挙げての大きな使命と考え、「継承と発展」をメインテーマとした記念事業を開催してまいります。
 120周年の記念事業の開催にあたっては、本学同窓会、並びに父兄会の皆様の絶大なるご支援、ご協力を賜り、法人役員、全教職員、学生が一丸となって記念事業の成功に向け、尽力をしていきたいと思っております。

 
 
 
学長挨拶
 
歯科界の先導としてさらなる発展を遂げていく 金子学長写真
   

 東京歯科大学は、近代歯科医学の先覚者である高山紀齋先生が明治23年に東京の芝区伊皿子町に高山歯科医学院を創設してから、平成22年に120周年を迎えようとしています。
 この間、本学は血脇守之助先生によって建学された東京歯科医学院、東京歯科医学専門学校、旧制東京歯科大学、そして現在の新制東京歯科大学と我が国の歯科医学教育のパイオニアとして幾多の努力をしながら発展してきました。また、平成2年に執り行った100周年記念事業の際には、記念式典に天皇皇后両陛下のご臨席を賜り我々は次の時代に向けての決意を新たに致しました。
 120周年という年月は人間に例えるならば大還暦という大変記念すべきものであり、本学にとっても非常に大きな意義を持つものであります。この創立120周年を機に今一度、創立時の原点に戻り、創立当時から現在までの本学の歴史を振り返り、建学の精神を再確認することが必要であると考えます。本記念事業のメインテーマを「継承と発展」と致しましたが、これは国を動かし、歯科医学、歯科医療制度の発展に大きく寄与してきた本学の伝統を未来へ継承し、歯科界の先導としてさらなる発展を遂げていく本学の未来像を意味したものであります。
 不透明な21世紀ではありますが、このような時代の中でこそ、人材育成の任を背負っている大学の責任は重いものがあります。その責務を果たすためには、本学が希望に満ちた将来展望を描き、そして次の時代にリレーランナーの如くつなげていくことが重要であると考えます。120周年記念事業をその契機ととらえ、創造性を発揮し、熱意と柔軟性を持ちながら推し進めていく所存でございます。未来は現在のつながりであります。創立120周年に向かって皆さんと共に「東京歯科大学の明日」を考えていけたらと思っております。

 
 
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