- Messages From Faculty
歯科矯正学講座 准教授 立木 千恵
歯科医業を通して
人の一生に関われる喜びを感じよう!
歯科医師に対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
私は歯科医師となり、矯正歯科という分野を専攻し、子どもから成人、そしてご高齢の方まで、実に多くの患者様の治療に携わってまいりました。口腔は、生きていくうえで毎日食事を摂るために欠かすことのできない器官です。食べる楽しみは人生の幸福そのものにつながります。さらに、口元が整うことで社会的な自信を持ち、より前向きに生活できるようになることもあります。歯科医師という仕事は、当初私が想像していた以上に、患者様の人生そのものに深く関わる職業であると実感しています。
東京歯科大学は、私の母校です。
東京歯科大学の最大の魅力は、歯科医療と研究に真摯に向き合い、学生教育にも情熱をもって取り組む姿勢にあると断言できます。その根底にあるのが、建学者・血脇守之助先生の「歯科医師たる前に人間たれ」という精神です。私自身もこの理念のもとで育てていただきました。この言葉の真意は、単に歯科医療の知識や技術を修めることにとどまらず、人としての在り方を磨くことこそが重要である、という点にあります。この精神は脈々と受け継がれ、今なお東京歯科大学の根幹を成していると感じています。
現在、私は教員として、自分が育てていただいた以上のものを、未来の歯科医師たちに伝えていきたいと考えています。
歯科医療は、人の生活と人生に寄り添う医療です。これからこの道を目指す学生の皆さんが、人としての在り方も大切にしながら学んでいくことを心から期待しています。
- Messages From Faculty
生理学講座 講師 黄地 健仁
研究って、
とっても楽しい。
「美味しく食べる」、「大きな声で挨拶をし、笑顔が溢れる毎日を過ごす」、「深呼吸をしたり、時にはため息もついたり」、「悔しい時は唇を噛み」・・・
楽しい時も辛い時も、歯や口腔は、私たちの感情を映し出し、全身を支える組織です。
人類の健康を支えるには、生涯を通じた良好な口腔機能の獲得・維持と、口腔からの全身の健康が何より重要です。
東京歯科大学には、口腔科学を存分に学ぶための充実した環境があります。
地域医療や福祉に貢献できる歯科医師を目指すことはもちろん、世界をリードする歯科医師になるための環境が整っています。
また、口腔科学に関する研究は、本学の大きな強みの一つです。「研究って難しそう」と感じる方も多いかもしれませんが、研究は本当に楽しいものです。
同じ立場で共に考え、可能性を探り、互いに学び合う――そこには大きな喜びがあります。
新しい発見は、過去の常識を変え、教科書を変え、そして歴史を変えます。
私自身、東京歯科大学在学中に、「教科書や授業の情報はどのように生まれたのだろう」という疑問を抱きました。
その頃、iPS細胞のニュースを見て、教科書を変えるような研究の魅力に強く惹かれました。
その思いから、慶應義塾大学での臨床研修と大学院進学を経て、再生医療および腫瘍に関する研究に取り組みました。
臨床スタッフとして着任したその頃、米国Harvard大学より研究のオファーを受け、留学を決めました。世界最高水準の研究環境の中で、研究の厳しさと同時に、国や分野を超えた仲間達と議論し、新しい価値を創出することの重要性を学びました。
そして卒業10年後、母校である東京歯科大学に戻ってきました。
一貫して教えられてきたことは、
「教科書を変えるような研究をしなさい。あなた自身が歴史を変えなさい」という言葉でした。そして、「大きな目標と、それに向かうための確かな目標を持ちなさい」ということです。
一緒にブレイクスルーを起こす研究に挑戦してみませんか。
その第一歩として、ぜひ東京歯科大学で共に学びましょう。