Department of Oral and Maxillofacial Implantology

口腔インプラント学講座

Feature

口腔インプラント学講座の特徴
口腔インプラント学講座の特徴

1983年、東京歯科大学が日本で最初にオッセオインテグレーテッドインプラントの概念と治療法を広く紹介して以来、インプラント治療は急速な進歩を遂げ、現在では、咀嚼障害や審美障害の改善手段として長期間にわたる良好な治療成績が認められています。

東京歯科大学口腔インプラント学講座では、安全・安心のインプラント治療をコンセプトに、術前に様々な臨床検査を行っています。治療に対するリスクを把握した上で、治療計画の立案・説明を行い、患者様の同意のもとインプラント治療を実施しています。処置後も歯科医師・歯科衛生士によるメインテナンス治療により、インプラントを長期間使用していただき最終的には健康長寿を達成していただくことを目標としております。

さらに、近年ますます複雑化、多様化する社会のニーズにこたえる為、最新の設備や充実したスタッフを配備したうえで、安心・快適・便利を実感できる診療科をめざしています。具体的には、インプラント埋入手術時の緊張を取り、リラックスして治療を終えることが出来る為の鎮静法の併用、基礎疾患を持っている患者様の全身管理下での処置、必要に応じて入院可能な施設、難症例や広範囲に及ぶ骨造成等の手術などを積極的に行っています。

研修施設指定

  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎顔面インプラント学会

主要・関連学会

  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顎顔面インプラント学会
  • 日本口腔外科学会
  • 日本補綴歯科学会
  • 日本歯周病学会
  • 日本骨形態計測学会
  • 日本顎顔面再建先進デジタルテクノロジー学会
  • International Association for Dental Research
  • European Association for Osseointegration

Education

口腔インプラント学講座の教育

口腔インプラント科の教育目標は、インプラント学は包括的な多領域連携型の統合型の学問であることを理解し、evidenceに基づいた基本的知識を習得したうえで、問題発見・問題解決型のいわゆる自主的学習ができ、高い倫理観を持った学生を育成することです。

学生教育

第4学年時に講義及び臨床基礎実習(インプラント埋入・インプラント印象)を通しインプラントの構造・治療の流れ等基本的な知識を修得する。第5学年時に登院臨床実習において講義・外来見学・PBLを通し、インプラント治療にかかわる基礎科目(解剖・病理・生理学等)及び臨床科目(歯科保存・補綴・口腔外科学等)を結びつけ、一口腔単位での治療計画立案に必要な知識を修得する。

臨床研修医教育

  • 臨床外来見学(インプラント術前診査・印象・上部構造装着。
  • メインテナンス・インプラント周囲炎治療)や、術前カンファレンスへの参加・手術介助を行い、フィードバックを受け、インプラント治療の基礎的及び臨床的知識を修得する。

Research

口腔インプラント学講座の研究

基本方針は、学内外の講座、専門医と協力し、また産官学共同も視野に入れ、臨床に結びつく国際的な研究を行うことです。

主な研究テーマ

基礎研究

  • インプラント周囲結合組織における特異的遺伝子の検索
  • 顎骨における生体アパタイト(BAp)結晶の優先配向性
  • インプラント周囲骨のリモデリングメカニズムの解明
  • 終末糖化産物によるインプラントのリスク評価
  • ジルコニアの疲労特性
  • streptococciの付着防止におけるインプラント表面改質法の検討
  • 超親水性処理を施したジルコニアインプラントの開発

臨床研究

  • 歯周病患者におけるインプラント治療の予後評価に関する臨床研究
  • インプラント周囲炎治療の臨床評価について
  • インプラント埋入用サージカルガイドの臨床的評価
  • インプラント埋入済み新規来院患者の動向
  • インプラントトラブル各種に関する検討
  • AGC上部構造の長期予後調査
  • 6mmショートインプラントの予後評価に関する臨床研究
  • インプラント周囲炎における細菌叢

Clinical

口腔インプラント学講座の臨床
口腔インプラント学講座の臨床

主な診療内容

1.通常のインプラント治療

歯の欠損に対し、インプラントによる補綴を行い咀嚼障害・審美障害の改善を行います

  • 少数歯欠損
  • 多数歯欠損(ボーンアンカードブリッジ・オーバーデンチャー)

2.硬組織(骨)や軟組織(歯肉・粘膜)の造成

歯の欠損により歯肉や骨が減少してしまった場合、骨の造成や歯肉の移植を行います

3.広範囲顎骨支持型装置

腫瘍、顎骨骨髄炎、外傷等により、広範囲な顎骨欠損が認められ従来のブリッジや有床義歯(顎堤形成後の有床義歯を含む。)では咀嚼機能の回復が困難な患者に対して広範囲顎骨支持型装置を用い咬合の改善を行います

4.インプラントトラブル対応

既存のインプラントにおけるトラブル対応を行います

  • インプラント周囲炎
  • 補綴学的合併症(スクリューの緩み・破折等)
  • セカンドオピニオン

5.メインテナンス・フォローアップ

インプラント治療を行った患者様に対し、専門スタッフによる継続したメインテナンスを行います