Department of Orthodontics

歯科矯正学講座

Feature

歯科矯正学講座の特徴

歴史と伝統に裏打ちされた矯正歯科治療と教育

歯科矯正学講座は、1914年に初代教授の榎本美彦先生が日本最初の歯科矯正学講座を設立して以来、100年以上の歴史と伝統があります。また、1975年には米国の研修教育システムを取り入れた卒後研修課程が設立され、多くの優秀な矯正専門医を輩出してまいりました。

卒後の同窓会との密接な連携

講座OBによる矯正界を代表するいくつかの矯正スタディグループの協力により生涯研修の充実が図られており、大学の最新の知識に加え代表的な矯正治療法が習得できます。

Education

歯科矯正学講座の教育
歯科矯正学講座の教育

デジタル技術を取り入れた学生教育

歯科矯正学は歯を移動し不正咬合を改善させるだけでなく、成長期の顎骨の成長をコントロールし不正咬合の原因を追求する学問です。このため正常な咬合や顎骨の成長、不正な噛み合わせやその原因について学び、歯の移動や成長誘導のメカニズム、症例の解析方法や歯・顎骨をコントロールするための装置とそれらひとつひとつのメカニズムを理解しなければなりません。当講座では、講義と臨床基礎実習を連動させ、わかりやすく学修していきます。また近年のデジタル技術を応用し、個々の学生の理解度に応じるためスマートフォン、タブレット、3D画像を用いたアクティブラーニングを積極的に取り入れた効率的な学習を目指しています。

伝統に基づいた卒後教育

当講座の卒後専門教育課程は、1975年より矯正歯科の本場である米国式の本格的な卒後研修カリキュラムをいち早く採り入れ、その教育システムは内外において高い評価を得ています。この課程を修了したOBが積極的に教育に関わっているのも当講座の卒後教育の大きな強みといえます。当課程は日本矯正歯科学会の認定医取得研修施設に指定されており、修了した研修生は最短で認定医資格を取得することができます。さらに認定医取得後には日本歯科専門医機構の矯正歯科専門医を目指すこともできます。

Research

歯科矯正学講座の研究
歯科矯正学講座の研究

基礎研究、トランスレーショナルおよび臨床研究を通じた社会実装への取り組み

基礎研究分野においては、歯の移動に重要な歯根膜細胞のsingle-cell解析や細胞系譜追跡を進めるとともに不正咬合の原因となる頭蓋顎顔面に異常をきたす疾患の病因・病態の解明を追求しています。臨床応用可能な基礎研究として、歯科矯正用アンカースクリューの開発や効率的な歯の移動法の検討、成長発育のコントロール及び検証やエビデンスの構築などを行っています。また、3D画像を応用した顎変形症の三次元的形態診断、AI (Artificial Intelligence) を応用した分析・診断技術開発により近未来への応用を目指しています。

Clinical

歯科矯正学講座の臨床
歯科矯正学講座の臨床

最新の治療の提供とチーム医療

患者様一人一人に応じたオーダーメード治療に対応すべく、すべての症例を症例検討会にかけ、スタッフ全員で最適な治療計画を立案しています。また、歯科矯正用アンカースクリューやアライナー矯正など常に最新の治療法を取り入れ、できるだけ安全で負担の少ない治療を目指しております。外科的矯正治療においては、当院口腔外科と連携しすべてのカンファレンスを重ね最適な術式・治療法を提供いたします。大学病院の使命である唇顎口蓋裂をはじめとする厚生労働大臣が認める先天疾患の治療についても、連携医療機関と協力したチーム医療を行っております。