令和8年6月19日(金)から21日(日)に愛知県産業労働センター(名古屋市)において開催された第135回日本補綴歯科学会学術大会にて、パーシャルデンチャー補綴学講座の加藤雄人助教が奨励論文賞を受賞した。
受賞論文は「Accuracy and mechanical properties of denture clasps fabricated utilizing pre-sintered Co-Cr alloy discs」である。
本研究では、新たに開発された半焼結Co-Cr合金ディスクのクラスプへの応用を目的として、半焼結Co-Cr合金ディスクから製作したクラスプの精確さと引張試験による機械的特性について、完全焼結Co-Cr合金ディスクを用いたミリング法および従来の鋳造法と比較検討を行った。その結果、半焼結Co-Cr合金ディスク製クラスプはレスト部で良好な精確さを示した。また、機械的特性はISO規格におけるType4金属の基準を満たし、高い靱性を有することが明らかとなった。本研究成果は、半焼結Co-Cr合金ディスクを用いたクラスプの有用性を示すものであり、今後のさらなる研究の発展と臨床応用が期待される。
