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東京歯科大市川総合病院サイト

歯科学生の皆さんへ

口腔がんセンター独自の臨床研修歯科医プログラムはありません。
東京歯科大学市川総合病院独自の臨床研修歯科医プログラムを選択し、希望があれば当センターをローテーションすることが可能です。本プログラムは、総合病院における歯科医療の柱である、口腔外科、医科歯科連携について幅広く触れます。手技や知識の習得については、臨床専修医、大学院へ進むことでシームレスなキャリアアップが可能となります。

臨床研修を修了された先生がたへ

東京歯科大学では、卒後、各講座医員となるには2つの道があります。1つは1年間の臨床専修医となり、次年度以降レジデントとして講座に所属する方法、もう1つは大学院に入学する方法です。それぞれの違いについてまとめました。このシステムは本学全ての講座で統一されているシステムです。

臨床専修医

年間学費を支払い、医科研修を中心としたトレーニングを積む(後期研修)システムです。歯科・口腔外科で臨床に当たることも可能で、その際は雇用規則に準拠し給与(クリニカルアシスタントとして年額最大40万円)や、当直費が支払われます。臨床研修終了後の先生の他、既にご自身で開業された後、認定資格を取得するために履修されている先生も在籍されています。1年間の研修の後、次年度はレジデントとして勤務も可能です。臨床専修医に任期はありません。

例)臨床専修科生 卒後2年目 レジデント希望
  • ・3ヶ月単位で口腔外科または隣接医科研修を選択、口腔外科単独の研修も可能
  • ・週4-5日は市川総合病院で勤務(口腔外科での勤務期間中は4回/月程度の当直あり、別途給与)
  • ・平日1日は開業歯科クリニックで非常勤として勤務(希望者は医局で派遣)、土曜と日曜は4回/月程度の非常勤として勤務
  • ・次年度はレジデントとして勤務予定

レジデント

臨床専修医または大学院修了者の職位です。外来・病棟業務を行ないます。各研究チームに所属し、臨床研究を行います。当直回数により給与は変動しますが、一定の生活水準は保てる収入を得られます。任期は5年で、口腔外科専門医の取得を目指す方は、関連病院への出向を経て規定の年数を満たします。レジデントで数年臨床経験を積んだ後、大学院や社会人大学院へ進学し、学位取得を目指す方も多数おります。

大学院生

<がんプロフェッショナルプランについて>

2007年に文部科学省が全国の大学に設置した、がん専門医の養成コースです。東京歯科大学もこの事業に採択され、口腔がん医療を担う医療人の養成推進を図ることを目的とした「がんプロフェッショナル養成プラン」(人材養成支援事業)を本学大学院歯学研究科に設置され、口腔がんに関連した様々な治療に関する専門医を育成する大学院生を育成しています。本プランは、「口腔がん研究を臨床に活かせる専門歯科医師養成コース/がん治療支持療法のための歯科医師養成コース」の2つのコースがあり、口腔がんセンターでは、口腔がん研究、教育の中枢機関として、臨床のみならず、教育や研究の場としても重要な役割を果たしています。

院内や外部研究機関で基礎研究を行い、学位取得を目指すコースと、口腔がんセンターでの研修と隣接医科のコースワークを履修しながら臨床研究を行う、がんプロフェッショナル基盤養成推進プラン(がんプロ)の2つがあります。
レジデント同様、週1日の研究日が与えられます。通常大学院コースでは2年目以降は研究に集中するため、臨床は免除となります。がんプロ2年目以降も臨床コースワークが継続となり、並行して論文作成を行います。

例)通常大学院コース
  • ・1年目は外来・病棟業務を行い臨床のトレーニングを積む。週4-5日は市川総合病院で勤務(3回/月程度の当直あり、別途給与)
  • ・2年目以降は学内または共同研究施設で基礎研究を行う
  • ・卒後はレジデントとして市川総合病院に在籍するか、関連病院の短期出向を経て、講座幹部として医局運営に携わる
例)がんプロフェッショナル基盤養成推進プラン
  • ・口腔がん治療に関わる専門歯科医師養成のコースで、治療分野と支持療法分野に分かれる
  • ・ 1年次は通常の大学院生と同様のスケジュールで進む
  • ・ 2年次以降はコースワークを中心とした履修スケジュールを進む
  • ・ 基礎研究論文1篇または臨床研究論文3篇で卒業認定となる
  • ・卒後は市川総合病院または関連病院の短期出向を経て、講座幹部または口腔がんセンタースタッフとして医局運営に携わる

がんプロフェッショナル基盤養成推進プランを専攻された大学院性は、コースワークの一環として、当センターで研鑽いたします。卒業したのち、当センターのレジデントとして勤務もしくは口腔外科と3ヶ月〜半年ごとにローテーションすることも可能です。またがんプロフェッショナル基盤養成推進プランを専攻していても、通常大学院コースを卒業した先生と同様に出向し、可能性は多岐に渡ります。

がんプロ大学院を卒業した先生の出向先、就職先実績(本学を除く)
  • ・牛久愛和総合病院
  • ・国際医療福祉大学
  • ・千葉西総合病院
  • ・東海大学
  • ・日本歯科大学
  • ・QST病院(旧;放射線医学研究所病院)
東京歯科大学 市川総合病院
交通アクセスはこちら
口腔がんセンターは、文部科学省「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」口腔がん研究を臨床に活かせる専門歯科医師養成コースおよびがん治療支持療法のための歯科医師養成コースに所属する大学院生のコースワークの場として設置されています。
東京歯科大学がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン
がんプロ「高度がん医療開発を先導する専門家の養成プログラム」