1. よくあるご質問　～ Q＆A ～

献体とは

医学・歯学の大学における解剖学の教育・研究に役立たせるため、 自分の遺体を無条件・無報酬で提供することです。
次の世代の人達の役に立つために、みずからの遺体を提供することによって、医学の教育・発展に参加し、学識・人格・技量ともに優れた医師・歯科医師を養成するための礎となることにあります。

白菊会総会の様子 慰霊祭の様子

東京歯科大学白菊会の連絡先

献体の手続き（会員様が亡くなられた時）

ご遺体のお引き取りにつきましては、お亡くなりになった後速やかにご遺体の処置をする必要がありますので、なるべく早めに大学または、葬儀会社（雅セレモニー・ゴトウ葬儀社）にご連絡ください。

電話でお知らせいただくこと

・亡くなられた方の氏名、会員番号、死亡年月日（時刻）、死亡場所
・連絡をくださっている方の氏名（続柄）、住所、電話番号
・お通夜・告別式の予定
（通夜・告別式をされる場合、葬儀に際しての費用は自費となります）
・ご遺体をお迎えに伺う日時・場所

献体手続きに必要な書類

①死亡診断書（コピー1部）
死亡時に医師によって発行されます。原本は役所での手続きに必要ですので、コピーをお渡しください。

②火葬許可証（原本）
死亡届を役所に提出すると発行されます。

③承諾書
専用の用紙を大学で用意し、郵送いたします。ご遺族の中から代表者一名ともうお一方を決めていただきます。お二人にご記入、捺印（代表者のみ）をいただきます。
ご遺骨については以下のどちらかにお決めいただきます。

１）ご遺骨の返還
ご遺体は、本学が責任をもって火葬し、ご遺族にご遺骨をお返しいたします。

２）大学墓地合葬
ご遺骨は敬意と感謝をもちまして丁重に土にお還しいたします。毎年慰霊祭を執り行い、大学菩提寺の真珠院（文京区）にご供養をお願いしておりますので、皆様にもご安心いただけるものと考えております。
ただし、ご遺骨は土にお還しすることになりますので、合葬後はご遺骨をお返しすることができなくなりますのでご了承ください。

注意事項
・ご逝去からお迎えまで時間があく場合は、葬儀社にご相談ください。
・大学にお預かりした後のご遺体との面会はお断りしておりますので、お迎えに伺う前にご家族皆様に最後のお別れを済ませていただきますよう、お願いいたします。

＜ご遺体をお引取りできない場合＞
次のような場合には、ご遺体をお引取りできない場合があります。
・ご遺族の中に、献体に反対されている方がいらっしゃる場合
・亡くなられてから時間が経ち過ぎた場合
・司法解剖/行政解剖または病理解剖に付された場合
・手術直後等の場合
・自殺、事故死、及び直接の死因が不明な場合
・重大な感染症（エイズ、結核、ウイルス性肝炎、新型肺炎、新型インフルエンザ、その他新型ウイルス感染症等）の存在が予想される場合

ご遺体のお取扱い
ご遺体の取扱いは、法律（「死体解剖保存法」等）により厳格に規制されております。
皆様のご理解、ご協力を無にしないよう教育・研究に精進する所存でございます。