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東京歯科大学 千葉歯科医療センター

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急性期神経機能修復外来

急性期神経機能修復外来

この専門外来について

主な対象疾患と治療内容

歯科治療で症状が出る神経麻痺には、下顎の骨の中にある神経(下歯槽神経)の麻痺と下顎の骨の裏側にある神経(舌神経)の麻痺などがあります。
親知らず(智歯)などの抜歯、インプラントなどの手術、根の治療(根管治療)、局所麻酔などの後におこることがあります。
下歯槽神経の症状としては損傷を受けた側の下唇から口角、あごにかけての感覚の低下、ピリピリ感、しびれや麻痺といった感覚の異常です。
舌神経の症状としては損傷を受けた側の舌半分の感覚の低下、感覚異常(しびれや麻痺感)、味覚の低下があります。
その他にも上唇や頬などの顔面の感覚異常を来すものや顔の変形をきたすものなどがあります。
これらの神経麻痺が発生した場合は、早期に正確な診断を行い、症状にあった治療(薬物療法、理学療法、神経修復術)を提供することが回復の鍵となります。

 

 

この専門外来の特色

神経の専門知識を持つ歯科医師が神経障害の原因や程度を画像検査、知覚検査、電気生理学的検査などを用い正確に診断し、適切な治療方針を提案します。
必要に応じて当院「慢性の痛み・しびれ外来」や水道橋病院「急性期神経機能修復外来」とタイアップし治療を進めます。




 

                知覚検査キット                        電気生理学的検査装置

                                

            

                            診療実績


 

専門医、指導医、認定医(2024.4.1現在)

氏名 専門医・指導医・認定医 学会名
柴原 孝彦 (非常勤)
専門医・指導医 公益社団法人日本口腔外科学会
認定医 公益社団法人日本顎顔面インプラント学会
認定医 一般社団法人日本老年歯科医学会
有泉 高晴 (非常勤) 認定医 公益社団法人日本口腔外科学会 
山﨑 梓(非常勤) 認定医 公益社団法人日本口腔外科学会
山本 裕義 認定医 公益社団法人日本口腔外科学会

認定医
口腔顔面神経機能学会

     

                    ※水道橋病院も含む