歯科技工室について
歯科技工室には医療技術専門職である歯科技工士が在籍しております。歯科医師の指示のもと、技工物の製作や修理を行います。
製作している技工物
ファイバーコア
高強度の繊維質素材を用いて製作される、被せ物の土台です。
矯正装置
矯正治療で歯を動かしたり、治療後に歯が後戻りしないように歯列を保持、固定する装置です。
スプリント
歯列を覆う透明樹脂製のプレートで、顎関節症の治療や歯ぎしりがある方、睡眠時無呼吸症候群の方に使用します。
保護床・止血床
主に抜歯等の外科処置を行った時、処置部位の保護や止血をするために使用する透明樹脂製のプレートです。
HOTZ床(ほっつしょう)
上唇や上あごが割れている状態で生まれてきた赤ちゃんに対して用いる、透明樹脂製のプレートです。上あごの割れた部分をふさぐことでミルクを上手に飲めるようにします。当センターでは都立大塚病院と連携しHOTZ床の製作を行っています。
個人トレー
患者様の歯列に合った、歯型をとるためのカスタムトレーです。
咬合床
入れ歯等を作成する際に、患者様の上あごと下あごの位置関係を記録する時の装置です。
診断用ワックスアップ模型
治療前の模型にワックス(蝋材)を盛り上げて歯の形を作り、被せ物を入れた時の歯の形や位置、咬み合わせなどが適正か判断するための模型です。
診断用ステント
インプラント治療を行う部分の歯の形を透明樹脂で製作した装置で、インプラントを埋め込む位置や方向の確認を行う時に使用します。
入れ歯の修理
歯科技工室では入れ歯の修理を行っております。修理の程度によっては入れ歯をお預かりする場合もありますが、即日の修理も可能です。