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東京歯科大学 千葉歯科医療センター

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障害者歯科外来Ⅱ

障害者歯科外来Ⅱ

主な対象疾患と治療内容

むし歯や歯茎の病気が原因で急性症状が見られる場合や、歯の外傷で迅速な処置が必要な場合は、治療を安全かつ短時間で終了させるため、開口状態を維持する器具や患者様の手足の動きを抑える方法を用いることがあります。
しかし、緊急性の低い場合には、患者様の歯科治療上の問題点を十分に把握するとともに、歯科治療に慣れるためのトレーニングを何度か行って、恐怖感や抵抗感を少なくしてから本格的な歯科治療を開始します。
したがって、多数歯の治療を行う場合は、治療期間が長引く可能性がありますので、短期間での治療をご希望の場合は担当医と相談して下さい。
外来全身麻酔を応用し、全ての歯科治療を一回で終了させるといった方法もあります。
また当科では、治療が終了した後もむし歯や歯周病の発生や再発を予防するため、定期的に受診して頂けるシステムを提供しています。

障害を持つ患者様の診療区画イメージ
障害を持つ患者様の診療区画

障害を持つ患者様の定期健診メージ
障害を持つ患者様の定期健診

口腔内歯や歯茎イメージ
5年間定期的に受診されている患者様の口腔内
歯や歯茎の状態は良好に保たれています

はじめに

本センターでは障害者歯科外来 I と II が中心となって、障害を持つ方々を対象に歯科疾患に対する相談、予防および治療を行っています。
初めての患者様に対しては、障害者歯科外来 I に来院して頂き、口腔内や全身的な診査を行った後、治療を行う外来( I 、II )を決定して歯科治療を開始することになります。
基本的に障害者歯科外来 I では全身麻酔、静脈内鎮静など歯科麻酔科医による全身管理が必要な患者様を中心に診療を行い、障害者歯科外来 II では以下のような概要で歯科治療を行っています。

障害者歯科外来 II の概要と理念

障害者歯科外来 II は、先天異常や周産期の異常によって知的障害や肢体不自由があり、一般の歯科医院では十分な対応が難しい患者様を対象に、良質な歯科治療や予防処置などを行うことを目的とした診療科です。
また当科では、治療が終了した後もむし歯や歯周病の発生や再発を予防するため、定期的に受診して頂けるシステムを提供しています。すなわち、当科の理念は、乳幼児期あるいは治療終了後から継続して口腔健康管理を行うことによって、歯科治療は「痛くない」、「怖くない」ものとして認識して頂くこと。さらには、信頼関係を築き上げてQOL(生活の質)の向上を支援するということです。
なお、障害者歯科外来 II は小児歯科外来に併設されましたが、これまでも、精神遅滞、広汎性発達障害および肢体不自由など多くの患者様の診療を担当してきた実績があり、日本障害者歯科学会の認定医が4名在籍しています。

診療体制

当外来での診療は担当医制かつ予約制で行っています。また複数の歯科医師、歯科衛生士よるチーム医療を行う場合もあります。
したがって、通院中の患者様で急な受診をご希望の場合や障害者歯科外来 II に直接受診希望の患者様は前もって連絡して下さるようお願いします。

専門医、指導医、認定医(2021.4.1現在)

氏名 専門医・指導医・認定医 学会名
新谷 誠康 専門医・指導医 一般社団法人日本小児歯科学会
  認定医 一般社団法人日本障害者歯科学会
  認定医指導医  一般社団法人小児口腔外科学会
久保寺 友子 専門医 一般社団法人日本小児歯科学会
専門医 一般社団法人日本障害者歯科学会
今井 裕樹 専門医 一般社団法人日本小児歯科学会
認定医 一般社団法人日本障害者歯科学会
本間 宏実 専門医  一般社団法人日本小児歯科学会
田中 亜生 認定医 一般社団法人日本障害者歯科学会 
専門医 一般社団法人日本小児歯科学会