
病院長あいさつ
東京歯科大学 水道橋病院 病院長 田口 円裕
2025年(令和7年)6月より病院長を拝命いたしました。東京歯科大学水道橋病院は、1900年(明治33年)に本学の前身である東京歯科医学院に隣接して開設された血脇歯科診療所に端を発します。創設以来120年以上の歴史と伝統を受け継ぎ、良質な医療の提供、優秀な歯科医師の輩出に貢献してまいりました。現在、東京歯科大学水道橋病院は、最先端の施設・設備を取り入れた都市型拠点病院として、地域の高次医療機関、基幹的歯科病院として大きな役割を担っています。
東京歯科大学水道橋病院は、『患者様に安心で満足のいく「思いやりの心による医療」を提供し、各医療機関との連携を密にした高次歯科医療を担うと共に、安全で質の高い医療を提供する』という理念のもと、安全かつ安心な医療の推進に努めて参りました。
この度、本院をさらに発展させるために、「患者さん中心の医療の実現」・「優れた医療人材の育成」・「職員の働きやすい環境づくり」・「地域医療との連携強化」・「経営基盤の強化」を目標として掲げました。こうした目標をこれまで以上に高い水準で実現していくために、全職員が一致団結して前進してまいります。
また、未来の歯科医療を担う歯科医師、歯科衛生士をはじめとする医療従事者の育成にも力を入れており、高い倫理観と専門性を備えた人材育成に努めています。特に、歯学部学生は一定の技能と知識を習得したStudent Dentistとして診療チームに参加し研鑽を積んでおります。
地域社会の皆様、そして医療関係者の皆様との連携を強化し、本学の建学理念である「歯科医師たる前に人間たれ」の思いをもつ志高き医療人が心をひとつにして、患者さんを第一に心のこもった医療を展開してまいります。
(令和7年6月1日)