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東京歯科大学 水道橋病院

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病院長のご挨拶

病院長のご挨拶

病院長あいさつ

東京歯科大学 水道橋病院 病院長 山下 秀一郎

 2022年(令和4年)6月から病院長を拝命いたしました。東京歯科大学水道橋病院は、1900年(明治33年)に本学の前身である東京歯科医学院に隣接して開設された血脇歯科診療所に端を発します。創設以来120年を超えた現在まで、良質な医療の提供、優秀な歯科医師の輩出に貢献してまいりました。
 我が国では、2007年に高齢化率が21%を超えて世界最速で超高齢社会に突入し、その後も2025年には約30%、2060年には約40%に達すると見られています。その結果、健康寿命の延伸と健康格差の縮小のために、口腔の健康と全身の健康の関わりが謳われるようになってきました。口腔の健康は、口から食べる喜び、話す楽しみを保つ上で重要であり、生活の質の向上にも大きく寄与していることから、充実したライフステージを送るために高い注目が集まっています。
 このように、人口構造の変化に伴い患者様の医療に対するニーズに新たな方向性が生じていることに加え、社会的・経済的・技術的変革も伴い、医療を取り巻く環境は大きな転換期を迎えています。本院では、このような動向に合わせて、小児・成人・高齢者の各ライフステージにおいて最適な医療を提供できるよう、各診療科、各職種が連携をとりながら、日々務めております。また、各診療科の医師は専門領域における適切な教育を受け、十分な知識・経験のもとに診療ガイドラインに沿った最も信頼性の高い最先端の医療を提供いたします。
 併せて、本院は歯学部学生、短期大学学生、及び研修歯科医を対象とした教育病院としての機能を有しております。特に、歯学部学生は一定の技能と知識を習得したStudent Dentistとして診療チームに参加し研鑽を積んでおります。
 本学の建学理念である「歯科医師たる前に人間たれ」は全職員に確実に浸透しております。一人一人の患者様としっかり向き合い、寄り添い、信頼に足る医療をご提供できるよう、病院全体が一丸となって尽力してまいります。

(令和4年6月1日)