初診予約の取り方について
矯正歯科の治療目標
- よく噛める咬み合わせ
- きれいな歯並びと口もと
- 矯正治療後の長期安定性
そして患者様の笑顔です
矯正歯科の特色
- 一般矯正治療、外科的矯正治療(顎変形症の手術矯正)、先天性疾患を伴う矯正治療(口唇口蓋裂・ダウン症など66の先天性疾患)。
- 小児から中高齢まで幅広い年齢層の矯正治療。
- 口腔外科や形成外科と連携して行う顎変形症治療。
- 歯周病や加齢による歯列不正の是正、インプラント等の補綴前処置など小部分矯正。
- 快適で目立たない審美的な矯正装置の使用。
- 歯の移動を確実にする歯科矯正用アンカースクリューの使用。
- できるだけ歯を残す治療方針。
- 矯正治療後の長期メインテナンスで、よい歯並びで8020達成。
- その他の主な使用装置
- 舌側矯正・マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置・セルフライゲーションブラケット
矯正治療の流れ

治療費概算(税別)
矯正歯科治療は、公的健康保険適応外の自費(自由)診療です。
一般矯正料金
初診料(相談料) |
4,000円 |
再診料(2回目以降の来院) |
2,000円 |
検査・診断料 |
精密検査 |
30,000円 |
診断 |
30,000円 |
矯正治療費 |
早期治療 |
400,000円 |
本格治療 |
800,000円~1,000,000円 |
早期治療から本格治療に移行 |
400,000円 |
処置料(治療開始後来院ごとに) |
3,000円 |
- 注1)治療費は変更になる場合があります。
- 注2)矯正に伴う抜歯、歯科矯正用アンカースクリューの埋入、一般歯科治療などは含まれません。
- 注3)本格矯正治療は治療期間が約3年で、1~2ヵ月毎の通院で合計通院回数は約18~36回です。
治療期間は個人によって異なります。
保険治療料金
当病院は育成・更生医療の適用病院です。顎の手術を伴う顎変形症および厚生労働大臣が定める先天性疾患を対象とした矯正治療は 健康保険が適応されます。
矯正治療のリスク
- 矯正治療の有無にかかわらず、歯磨きをしないとむし歯になります。特に矯正治療装置を装着していると、齒磨きが難しくなり虫歯のリスクが上昇します。歯磨きがしっかり出来ていればむし歯になることはありません。初めにブラッシング指導を行いますが、治療中に歯磨きが出来てない場合は治療を中断する場合もあります。
- 治療方針によっては健康な歯や親知らずを抜いていただくことがあります。
- 矯正治療装置(保定装置を含む)には患者さんがご自身でとりはずしを行うものがあります。主治医の指示に従って使用していただかないと、治療結果の低下や治療期間の延長をまねくことがあります。また、治療後においては後戻りをまねくことがあります。
- 矯正装置を装着されますと痛みが発生することがあります。お痛みはおよそ4日から1週間ほどで静まります。その間は柔らかいお食事をとられる等の対応が必要になる場合があります。どうしても、食事がとれない場合や眠れない場合などは鎮痛剤を飲むことによってお痛みを和らげることも可能です。
- 矯正装置は外れやすいものです。硬いものを大きいまま食べると、装置が外れたりワイヤーが曲がったりしやすく、歯が予想外の方向に動いてしまい、結果的に治療期間が延長することがあります。
- 矯正治療によって歯と歯の間の歯茎が下がって空隙が見えてくることがあります。歯肉退縮というもので成人からの矯正では起こりやすいと言われています。基本的には矯正治療を行わなくても年齢が増すに従って生じる加齢変化の一つでもあります。
- 矯正治療によって歯の根の先が丸くなること(歯根吸収)があります。多くはわずかな吸収で、その後の日常生活に支障はありません。人によっては大きく吸収することもあり治療の中断や計画の変更等が生じる場合があります。
- 成長期小児の治療では予測を超える顎の発育により治療方針を変更する場合があります。また、これにより抜歯や上下の顎の手術が必要になる場合もあります。
主な対象疾患
矯正歯科Q&A (千葉歯科医療センターサイト)
- ・叢生(乱ぐい歯)
- ・空隙歯列(すきっ歯)
- ・上顎前突(出っ歯)
- ・反対咬合(受け口)
- ・開咬(上下の歯が咬みあわない)
- ・過蓋咬合(深い咬み合わせ)
など
3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(保険治療)
埋伏歯開窓術を必要とするものに限る。前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全である場合に限る。
顎変形症(保険治療)
顎の手術を必要とする著しい下顎突出、上顎前突、顔面非対称開咬など
国が定める66の先天疾患(保険治療)
- 唇顎口蓋裂
- ゴールデンハー症候群(鰓弓異常症を含む。)
- 鎖骨頭蓋骨異形成症
- トリーチャ・コリンズ症候群
- ピエール・ロバン症候群
- ダウン症候群
- ラッセル・シルバー症候群
- ターナー症候群
- ベックウィズ・ウイーデマン症候群
- 顔面半側萎縮症
- 先天性ミオパチー
- 筋ジストロフィー
- 脊髄性筋委縮症
- 顔面半側肥大
- エリス・ヴァンクレベルド症候群
- 軟骨形成不全症
- 外胚葉異形成症
- 神経線維腫症
- 基底細胞母斑症候群
- ヌーナン症候群
- マルファン症候群
- プラダー・ウィリー症候群
- 顔面裂(横顔裂、斜顔裂及び正中顔裂を含む。)
- 大理石骨病
- 色素失調症
- 口腔・顔面・指趾症候群
- メビウス症候群
- 歌舞伎症候群
- クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
- ウイリアムズ症候群
- ビンダー症候群
- スティックラー症候群
- 小舌症
- 頭蓋骨癒合症(クルーゾン症候群及び、尖頭合指症を含む。)
- 骨形成不全症
- フリーマン・シェルドン症候群
- ルビンスタイン・ティビ症候群
- 染色体欠失症候群
- ラーセン症候群
- 濃化異骨症
- 6歯以上の先天性部分無歯症
- CHARGE症候群
- マーシャル症候群
- 成長ホルモン分泌不全性低身長症
- ポリエックス症候群(XXX症候群、XXXX症候群及びXXXXX症候群を含む。)
- リング18 症候群
- リンパ管腫
- 全前脳胞症
- クラインフェルター症候群
- 偽性低アルドステロン症
- ソトス症候群
- グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)
- 線維性骨異形成症
- スタージ・ウェーバ症候群
- ケルビズム
- 偽性副甲状腺機能低下症
- Ekman-Westborg-Julin症候群
- 常染色体重複症候群
- 巨大静脈奇形(頸部口腔咽頭びまん性病変)
- 毛髪・鼻・指節症候群(Tricho-Rhino-Phalangeal症候群)
- リッペル・ファイル症候群(先天性頸椎癒合症)
- アラジール症候群
- 高IgE症候群
- エーラス・ダンロス症候群
- ガードナー症候群(家族性大腸ポリポージス)
- その他顎・口腔の先天異常「その他顎・口腔の先天異常」とは、顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、歯科矯正の対象とすることができる