当科の方針
歯科診療の中でも、“摂食嚥下リハビリテーション”を主体とした病診連携の推進をめざしています。
外来・訪問診療・医療相談の3本柱による対応をさせていただきます。
評価からリハビリまで一貫した対応をさせていただきます。
対象の患者様
摂食嚥下障害の初発症状は「口や舌がうまく動かない」「食事中よくむせる」「のどに残留感がある」「量が食べられなくなってきた」等があります。
当科では、小児、成人に関わらず、幅広く患者様を診察いたします。
訪問範囲・受診の手順
訪問の範囲について
水道橋病院を中心に半径16キロ圏内が訪問可能エリアになります。
受診の方法
医療連携室へお電話ください。
主治医からの情報提供書があると診療がスムーズです。
ご質問、ご相談もお受けいたします。
連絡先
東京歯科大学 水道橋病院
摂食嚥下リハビリテーション科
住所 |
〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-9-18 |
電話 |
03-5275-1732(医療連携室) |
電話受付時間 |
平日 8:45~18:00
土曜 8:45~13:00 |
お困りのことはありませんか?
お食事で困ったことはありませんか?
- 食事中によくむせる
- 上手く飲み込めない
- 口の中に食物が残ってしまう
- 食事に時間がかかる
- 食事のあと、がらがら声になる
- 食物をのどに詰まらせたことがある
- 誤嚥性肺炎が心配
- 体重が減少してきた、やせてきた
訪問歯科診療の流れ
問診
お身体のご様子、お食事のご様子をうかがいます。
評価・検査
歯科検診、口腔や嚥下機能の評価を行い、治療計画を立てます。
必要により内視鏡(写真)を用いた飲み込みの検査も検討いたします。
評価・検査の結果をもとに、治療費や治療計画についてご説明します。
治療開始
治療計画に基づいて治療を開始します。
お口から安全に栄養摂取するためのアドバイスや、摂食嚥下リハビリを行って参ります。
口腔のケアや虫歯の治療、義歯の調整も行います。
お子さんの摂食指導
お子さんの食事でこんなことありませんか?
- よくむせる
- 食べこぼしが多い
- かめない
- 食事時間が長い
- 食物をのどに詰まらせたことがある
- 発熱をくりかえしたり、微熱が続いている
- 食事を拒否する
- 偏食がある
- 生まれた時からチューブ栄養だけど口から食べたい
心当たりがございましたら、当科にご相談ください。指導の流れについてご説明を致します。
お子さんの摂食指導外来では、口腔機能をメインとした訓練や指導を行っています。
口腔機能のトレーニング以外にも食事介助法、食事内容、食事姿勢などの指導も行って、口腔機能の維持、向上を目指します。
その上で、お口から安全に栄養摂取するための方法のアドバイスと、口腔機能リハビリも行って参ります。