本文へ

【全・市川】logo

  • 標準

【全・市川】tel

047-322-0151(代表)

H1

NEWS一覧

お知らせ:表示

2025.10.02New

季節の室礼(10月) ~お月見(十五夜)~
市川総合病院では、毎月季節の室礼(しつらい・飾りつけ)を外来棟1階の渡り廊下に行っています。毎月月初めの1週間ほど展示をしておりますので、ぜひご覧ください。

10月の室礼のテーマは『お月見(十五夜)』です。

中秋の名月は旧暦の八月十五日で、新暦では今年は十月六日です。満月は十月七日です。
「十五夜」は「芋名月」ともいい、この頃は稲作が中心となる前より、里芋の収穫期にもあたり、主食にしていました。芋類と共にこの時期の収穫物もお供えします。
約一か月後の月見は「十三夜」で、「栗名月、豆名月」ともいいます。今年は十一月二日です。両方の月を見ないと片見月といって縁起が良くないといわれてきました。この十三夜の月見は日本だけの風習です。
月の影の模様が兎に見えることから「月にはウサギがいる」と昔から伝えられています。日本ではウサギが餅をついていると伝わっていますが、中国では不老不死の薬の材料をウサギが杵で粉にしていると伝えられています。


●展示物
薄(すすき)、吾亦紅(われもこう)、小菊
稲穂、月見酒
箕(み)、団子(十五個)、里芋、さつま芋、赤唐辛子、柿、葡萄、梨、栗
 
:秋の七草の一つ。 花穂が動物の尾に似ていることから尾花ともいいます。
箕:穀物を選別する道具ですが、穀物の霊を入れる道具でもあり、人間の霊魂も入れる容器とみ
  なされて神聖視されてきました。
葡萄:種類も多く色の美しさも多様です。たくさんの実を付けることから、豊穣、子孫繁栄を表
     し、吉祥文様です。













 

一覧へ