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病院長ご挨拶

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病院長 菅 貞郎
病院長 菅 貞郎

当院は、1890年に創設された日本最古の歯科医学教育機関である東京歯科大学に付設された総合病院です。1946年(昭和21年)、終戦直後に14床の歯科病院として開設されて以来、慶應義塾大学医学部や慈恵会医科大学の協力を受けながら診療科の拡充と病床数の増加を重ね、現在では26の標ぼう診療科・9センターを備える511床の総合病院として発展してまいりました。

当院の理念は「愛と科学で済生を」です。「済生」とは、病を癒し命を救うことを意味し、思いやりを持って最高水準の医療を提供し、患者さんに真摯に向き合う姿勢を表しています。この理念を実現するため、当院では「地域医療の中核病院として、多職種が連携し、良質で高度な全人的医療を提供すること」を使命とし、日々の診療に取り組んでおります。

これまでに、日本医療機能評価機構の認定をはじめ、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、一次脳卒中センターコア施設、災害拠点病院、臨床研修病院など、さまざまな指定・認定を受け、質の高く安全な医療体制を確立してきました。

今後、急速に進む高齢化と人口減少社会を見据え、当院はこれまで以上に地域の医療ニーズに的確に応えていく必要があります。とりわけ、医療需要の高まりが見込まれるがん、心疾患、脳卒中、運動器疾患に注力するとともに、救急医療や災害医療にも積極的に取り組み、地域の中核病院としての役割を一層強化してまいります。

また、歯科大学附属の特性を生かし、口腔がんへの診療科横断的な対応や、入院患者へのオーラルケアを通じた感染症予防・全身管理にも力を入れています。さらに、角膜移植・腎移植などの先進的な移植医療の提供にも継続して取り組んでまいります。

今後も、患者さんはもとより、地域住民、他の医療機関、行政機関など多くの関係者と連携しながら、「地域に不可欠で、信頼される病院」を目指して、職員一同尽力してまいります。皆さまの温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。