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地域医療支援病院

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東京歯科大学市川総合病院は、平成28年3月31日付をもって、千葉県知事より医療法第4条に規定された「地域医療支援病院」の名称使用の許可をいただきました。

地域医療支援病院とは、他の病院や診療所からの紹介患者に対する医療の提供、病床や医療機器の共同利用の実施、地域の医療従事者の研修等を行い、他の医療機関との適切な役割分担と連携を図っていくことにより、効率的な医療提供体制の構築を図ることを目的としています。
地域医療支援病院は、全国で約600の医療機関が許可を受けており、千葉県ではこれまでに19医療機関が許可され、当院が位置する東葛南部医療圏には、当院のほか、船橋市立医療センター、東京女子医科大学八千代医療センター、千葉県済生会習志野病院及び国立国際医療研究センター国府台病院の5医療機関が許可を受けています。

当院に受診される患者さんは、かぜなどの軽症の患者さんから救急車で運ばれてくる重症の患者さんなど、さまざまな患者さんがいます。通院にかかる時間や待ち時間、費用がかかるわりには診察の時間が短いと感じたことがある方も少なくないと思います。その一方で、重症の患者さんであるにもかかわらず、受入が困難な場合もあります。
この地域で、当院が担うべき役割を充分に果たしていくためには、外来の患者さんをなるべく少なくして入院や手術などの治療に専念できるようにすること、今すぐ治療が必要な重症の患者さんに速やかな対応ができるよう空きベッドを確保しておくことです。
年々、診断や治療法は専門化、高度化が進み、すべてのことをひとつの施設で完結させることは難しくなってきています。

当院としても、かかりつけ医やかかりつけ歯科医、他の急性期病院、回復期病院、療養型病院さらには介護施設にいたるまで機能の異なる多くの医療機関や施設との連携を図ることとしています。

地域の医療機関の連携等を図る後方の医療機関として当院が位置付けられたことにより、地域の医療機関の支援を行うでだけではなく、かかりつけ医、かかりつけ歯科医および他の医療機関が担われているプライマリケアを十分に発揮していただけることになります。