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2026.02.26
市川総合病院では、毎月季節の室礼(しつらい・飾りつけ)を外来棟1階の渡り廊下に行っています。毎月月初めの1週間ほど展示をしておりますので、ぜひご覧ください。 3月の室礼のテーマは『雛祭り(流し雛)』です。 ●雛祭り(流し雛) 三月三日の雛祭りは女の子の健やかな成長と幸せを願う祭りです。本来は旧暦の三月三日の行事で、ちょうど桃の花の咲く時期ですので「桃の節供」ともいわれています。
中国では三月最初の巳の日に川に出て身体を清めて酒を酌み交わしました。日本でも古くから草や木で人形(ひとがた)を作り、それで身体を撫でて川に流すという風習がありました。この中国と日本の風習が一緒になって今の雛祭りの原型の流し雛となりました。
●お内裏様の飾り方
お内裏様の飾り方が関東では向かって右に女雛、左に男雛が定着しています。その反対が京風です。日本が一番影響を受けた中国の唐の時代は左上位(向かって右が上位)で日本の文化も左上位になり、今も京風の飾り方にその名残があります。
左右が変わったのは、昭和になってからです。天皇即位式の時に天皇が向かって左、皇后が右に並ばれたことからです。
今は結婚式の高砂の席も向かって左が新郎、右が新婦です。
●展示物
桃の花 犬筥(いぬばこ)、人形 炒り米、雛あられ、雛菓子、金柑、貝殻、御札、鮑雛(あわびびな) 春蘭(しゅんらん)、菜の花、蕗の薹
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