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2024.02.15

季節の室礼(2月) ~節分と春迎え~
市川総合病院では、毎月季節の飾りつけ(室礼、しつらい)を外来棟1階の
渡り廊下に行っています。
毎月月初めの1週間ほど展示をしておりますので、ぜひご覧ください。

2月の室礼は『節分と春迎え』です。

●節分について
節分とは季節の分かれ目の事で立春、立夏、立秋、立冬の前日の事で
今は立春の前日の『節分』だけが残っています。
中国の疫病、災害、寒気などを鬼に見立てて追い払う追儺の儀式が
室町時代に日本に伝わり、江戸時代には民間に広まりました。
鬼は鬼門の方向、北東(比叡山、延暦寺)からやって来ます。
北東の方向は十二支の方角でいうと丑と虎の間にあるので、鬼は牛の角を持ち、
虎のシマシマパンツをはき鬼の牙を持っています。

鬼は焼いた鰯(いわし)の匂いと煙、柊(ひいらぎ)の棘が嫌いなので鰯の頭を
柊に付けて戸口に挿し、鬼が家の中に入らないようにします。

三月一日より奈良東大寺のお水取りが始まります。
旧年の穢れを祓い、罪を悔い改めて今年の豊穣、平安を祈ります。
開山堂の手前の椿が開祖した良弁僧正に因んで良弁椿といわれている椿が
ちょうどこの頃咲きます。
お水取りが済むと温かくなってくると言われています。
 
●展示物
生豆(きまめ)、柊、豆柄(まめがら)、あたり棒、鰯、鬼面(きめん)、
鬼胡桃(おにぐるみ)、鬼あられ、福豆、福面、良弁椿(ろうべんつばき)、
水仙、 蕗の薹(ふきのとう)、舞手柑(または仏手柑 ぶっしゅかん)、
鬼の絵馬、「鬼も背を」の絵(豆を投げつけられた鬼は逃げていきます)







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