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2024.11.06
この度、皮膚科、形成外科、小児科の3科合同で、血管性腫瘍(血管腫)や血管奇形を 主な対象とする診療チームを立ち上げました。 当院では新たにパルス色素レーザー機器を導入し、より包括的かつ効果的に治療を提供 できる体制を整えました。 「赤いあざ」や「肌の赤み」は多くの方がお困りになられる病態で、血管性腫瘍(血管 腫)と血管奇形に大別されますが、いずれの病態に対しても、新生児から成人まで幅広く、 当院の3つの診療科が協力して診療にあたります。 また、個々の患者さんの病態やご希望に応じて、レーザー治療、外科的治療、薬剤によ る内服治療のいずれか、あるいは併用治療を提案いたします。 ■保険診療の対象となる疾患 *乳児(いちご状)血管腫(レーザー治療、ヘマンジオル®内服治療、併用療法) *単純性血管腫 *毛細血管拡張症 ■自費診療となる疾患 *健康保険は適用されませんが、次の疾患にもレーザー治療等が有効である場合があります。 *老人性血管腫(年齢とともに増える1~5mmほどの赤いホクロ様のできもの) *静脈湖(口唇などの赤いできもの) *酒さ(赤ら顔) *尋常性疣贅(ウイルス性のイボ) *肥厚性瘢痕・ケロイド(傷跡の赤み) *ニキビ跡(赤み) *毛細血管拡張(小鼻や頬の細い網状の血管、ステロイドの副作用や炎症による血管拡張) など 市川総合病院では、診断から治療方法の提案まで、丁寧に対応をいたしますので、 「赤いあざ」や「肌の赤み」でお困りの際は、各診療科にご相談ください。 <受診に関する問い合わせ先> 電話:東京歯科大学市川総合病院 047(322)0151(代表) 診療科:皮膚科外来、形成外科外来、小児科外来(小児患者さん) ※医療機関からのご紹介は地域医療連携室にて承ります。
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