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2024.11.15

季節の室礼(11月) ~七五三(五歳、袴着)~ 
市川総合病院では、毎月季節の室礼(しつらい・飾りつけ)を外来棟1階の渡り廊下に行っています。毎月月初めの1週間ほど展示をしておりますので、ぜひご覧ください。

11月の室礼のテーマは『七五三』です。

●七五三(五歳、袴着)
 七五三は子供が元気で成長したことに感謝し、さらなるご加護を願って氏神様にお参りに行きます。もともとは徳川家光の四男徳松(のちの五代将軍綱吉)が病弱だったことから五歳の祝いを行ったのが始めといわれています。
   昔は「七つ前は神の子」といわれて、七歳までは罪も咎められず、喪に服することもありませんでした。七歳になると社会的にも認められ、罪も問われ、本葬も行われました。
 学校教育が七歳から始まるのもそのようなことからと思われます。
 
袴着(はかまぎ)
   五歳の男児が初めて袴をはいて幼児から児童になる祝いです。頭に冠を被せる人を「冠親(かんむりおや)」といい、その子の一生に大きな発言力を持つ仮親の存在です。そして碁盤に乗り、人生どちらを向いても勝つようにと神に祈りを捧げます。
   宮中では「着袴の儀(ちゃっこのぎ)」として悠仁さまが行いました。
 

●展示物について
 瓶子(へいし)   榊、紙垂(しで)、麻
 広蓋(ひろぶた)  五歳祝い儀、お守り、扇子、括り猿(くくりざる)
 長板        赤飯、瓢箪(ひょうたん)6個 、破魔矢、御札
 大皿        郁子(むべ)、柿、りんご、柘榴(ざくろ)、洋梨

 郁子  葉の付き方が3枚、5枚、7枚と付くことから七五三の木ともいわれています。
     実は食べられて甘い。木通(あけび)に似ているが実は開かない。
     縁起の良い木であり、長寿を意味します。
 柘榴  実が沢山あるので、子孫繁栄、子宝の意味でおめでたいときに。
 瓢箪  無(六)病(瓢)息災で健康を願います。瓢箪は蔓(つる)物で実を沢山つけるので、
     子孫繁栄の意味で縁起がいいといわれています。

















 

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