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皮膚科の治療について

コンテンツ

血管腫・血管奇形(赤いあざ)の治療について

2024年10月より血管性病変の治療に厚生労働省の認可を受けた色素レーザー治療機器(VbeamII)を導入しました。治療の対象となるのは単純性血管腫、乳児血管腫(いちご状血管腫)、毛細血管拡張症などの「赤いできもの・あざ」です。

また、老人性血管腫、尋常性疣贅、痤瘡、炎症後色素沈着、酒さ、術後瘢痕及びケロイドの赤みなどは自費で治療可能な場合があります。ご相談ください。

当院では、2024年10月より血管腫・血管奇形を治療するチームを皮膚科、形成外科、小児科の3科合同で立ち上げました。より包括的かつ効果的に治療を提供できる体制を整えました。

乳児血管腫の治療に関しては、以前は経過観察も推奨されていましたが、瘢痕や毛細血管拡張を残すことから最近は早期治療介入が推奨されています。当院では、早期からβブロッカー(ヘマンジオルシロップ®)内服治療、色素レーザー治療、外科的治療、また併用した治療を受けることができます。お子さまの赤いあざに気付かれた場合には、そのまま様子を見るのではなく、紹介状をお持ちのうえご相談ください。

色素レーザー治療機器 Vbeam II
色素レーザー治療機器 Vbeam II

ナローバンドUVB 紫外線治療について

ナローバンドUVB 紫外線治療器(Daavlin 7)を導入しました。対象疾患は、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、類乾癬、尋常性白斑、菌状息肉症などです。

「全身型ナローバンドUVB紫外線治療器」を用いて、ほんの数分間、治療が必要な部位に紫外線を照射します。患者さんは立ったまま施術を受けることができ、照射時間は全身でわずか1~2分程度と、治療が簡便かつ短時間で済むのが利点です。外用剤や内服薬による治療だけではなかなか改善されない症例でも、紫外線照射を併用することで改善されるケースがあります。重症の場合は入院して毎日照射することが必要となりますが、基本的には症状に合わせて週1回~月1回ぐらいのペースで調整していきます。

ナローバンドUVB 紫外線治療器(Daavlin 7)
ナローバンドUVB 紫外線治療器(Daavlin 7)

歯科金属アレルギー・接触皮膚炎について

歯科金属アレルギーや接触皮膚炎の治療ではパッチテストを受けていただくことがあります。

パッチテストのご注意

【検査スケジュール】

初 回 パッチテスト貼付
2回目 初回から2日後 1回目の判定
3回目 初回から3日後 2回目の判定
4回目 初回から7日後 3回目の判定

検査は、計4回受診する必要があります。

貼付から3回目の受診が終わるまではその試験部位を濡らすことができませんので、この間は入浴、シャワー、運動(汗をかく)は不可となります。

褥瘡の治療について

褥瘡の診療を希望される患者さん及びご紹介医療機関様へ

褥瘡治療では褥瘡を生じた原因やケアの現状を知るため、必ずご受診の前に、かかりつけ医より当院連携室まで診療予約をお取りください。
また、一度の診察では診療が完結せず、定期的な通院が必要となりますので、ご承知おき願います。