MRI検査を受ける患者さんへ
MRI検査を受ける際の注意について
MRI装置は強い磁石が使われています。ペースメーカー、刺激電極、人工内耳を装着している方、職業・軍歴の関係で体内に鉄粉・金属片等が混入なさっている方はMRI検査を受けることが出来ません。必ずお申し出ください 。
MRI装置で使われている磁場や電波は、通常人体への影響はありませんが、次に該当する方は検査を受けられない場合があります。必ず事前に担当医師・担当放射線技師にお申し出ください。
- 体内に脳動脈瘤クリップや人工関節などの金属が埋め込まれている方
- 心臓人工弁の方
- 磁石製インプラントを装着している方
- 以前、外科手術を受けた事がある方
- 妊娠している、または妊娠している可能性のある方
- 閉所恐怖症など、狭いところが苦手な方
造影検査を受ける方で次に該当する方は必ず事前にお申し出ください
- 以前、造影剤を使った検査で具合が悪くなったことがある。
- 喘息である。(過去に治療経験も含む)
- 心臓、腎臓の病気がある。
検査の準備について
検査前にこちらで用意した検査着に着替えていただきます 。
検査の内容に関わらず、身に付けている金属類は全て取り外してください。また次の物は検査室に持ち込めません。
- 金属類、鍵、時計、メガネ、かつら、ヘアピン、アクセサリー類など
- 磁気カード、キャッシュカード、テレホンカード、クレジットカード、定期券など
- その他取り外しのできる義歯、補聴器、湿布、カイロ、エレキバン、金属のついた下着、ニコチネルTTS、ニトロダムTTSなど
化粧品(アイシャドウ・マスカラ等)、ネイルアート、刺青のある方は金属物質が含まれている可能性があるので熱感を覚えることがあります。
検査当日にあたって
腹部の検査、造影の検査を受ける方は、検査前4時間は食事しないでください。なお、常用されている薬は服用していただいて結構です。
検査にかかる時間は検査内容により多少異なりますが30分程度です。事前にトイレを済ませておいてください。但し、泌尿器科の方は尿を溜めて検査を行う場合があります。その時は指示に従ってください。
尚、ご不明な点がございましたら、放射線科受付までお問い合わせください。
連絡先
東京歯科大学市川総合病院
TEL:047-322-0151 代表
放射線科(内線2860)