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緩和ケア科

概要
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  医師、看護師のご紹介

診療内容

緩和ケアとは、苦痛を有する患者様やご家族のケアを行うことによって苦痛を軽減消失させることを目的としています。このため、広い意味で非悪性疾患である慢性疾患も含まれますが、一般的には悪性疾患に伴う苦痛が対象となることが多いです。当院を初め全国に約400施設あるがん診療連携拠点病院には、緩和ケアを適切なタイミングで適切なレベルで提供することが求められています。当院緩和ケア科では悪性疾患による疼痛を初めとした身体症状の緩和を中心に活動をしています。
さらに、緩和ケア科とは別に緩和ケアチームとしての活動も行っています。緩和ケアチームには、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、理学療法士が含まれ、患者様の苦痛を和らげるために担当医と連携し、最善の医療を提供しています。麻酔科出身の緩和ケア医による疼痛ケア、精神科医による抑うつ、せん妄ケアに加え、相談支援センターのソーシャルワーカーによる在宅療養への移行支援(後方支援)、及び在宅緩和ケアを行っている地域医療機関からの入院依頼(前方支援)にも対応しています。週一回の緩和ケアチームカンファレンスでは、上記の情報をチームメンバーで共有し、早期の苦痛緩和と退院支援を目指しています。

得意とする分野

当院は「地域がん診療連携拠点病院」に指定されており、質の高いがん医療を提供するために、がん医療の内容充実と治療成績の向上を図っています。そのがん医療では、緩和ケアは重要な位置に置かれています。当科ではがん性疼痛管理の指針を策定し、薬剤による症状コントロールをはじめ放射線照射、神経ブロック、精神療法などを用いた対応をしています。また、すべてのがん診療に携わる医療従事者が、緩和ケアについての基本的な知識を修得することを目標に、年1 回の割合で緩和ケア研修会を開催しています。研修会は緩和ケア教育プログラムPEACE(Palliative care Emphasis program on symptom management and Assessment for Continuous medical Education)として開発された教材をもとに2日間にわたって行われます。2016年3月末時点で、当院のがん診療に携わる医師、歯科医師の受講率は84%であり、全国的にも高い受講率となっています。
患者様が住み慣れた地域で安心して療養していくためには地域の医療従事者、介護従事者の支援と連携が不可欠です。緩和ケア科では在宅緩和ケアを推進するために地域の在宅診療機関との連携を強化していくための取り組みも始めました。

実績

平成27年度 緩和ケア科依頼内容

依頼内容
痛み 166件(62%)
痛み以外の身体症状 53件(20%)
精神症状 30件(11%)
家族ケア 1件(0%)
地域との連携・退院支援 10件(4%)
その他 7件(3%)
入院患者転帰
軽快退院 93件(53%)
死亡退院 54件(30%)
転院 8件(5%)
緩和ケア病棟へ転院 9件(5%)
在宅ケア導入 6件(3%)
終診 7件(4%)
外来患者の科別割合
外科 23件(21%)
泌尿器科 17件(16%)
血液内科 33件(31%)
消化器内科 15件(14%)
産婦人科 10件(9%)
口腔がんセンター 6件(6%)
呼吸器内科 3件(3%)

一般病床に入院する悪性腫瘍又は後天性免疫不全症候群の患者のうち、疼痛、倦怠感、呼吸困難などの身体的症状又は不安、抑うつなどの精神症状を持つ者に対して、当該患者の同意に基づき、症状緩和に係る専従のチーム(以下「緩和ケア科」と言う)による診療が行われた場合に算定する。


緩和ケア診療加算の施設基準
緩和ケアに関する研修を受けた医師(歯科医療を担当する保険医療機関にあっては,医師又は歯科医師)が配置されていること(当該保険医療機関において緩和ケア診療加算を算定する悪性腫瘍の患者に対して緩和ケアを行う場合に限る)。