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整形外科

概要
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当科の特徴

1:安全であること

部長 教授 穴澤 卯圭

当院は地域の基幹病院として、小児から高齢者の様々な疾患に対応しています。整形外科の手術のみでなく、術後にはさまざまな合併症が生じる可能性があります。当院は、整形外科以外の疾患についても緊急で各科で対応が可能です。整形外科の手術はうまくいっても、緊急の合併症、全身状態の変化について対応困難な場合も少なくありません。当院は、整形外科疾患以外の緊急の問題にも対応可能で、単一施設で完結する治療を提供できます。
また、手術手技の安全のために、疾患に応じて原則的に顕微鏡を使用しています。顕微鏡の使用で、明るく、拡大された手術の視野が得られ、さらにその視野を手術に関わる全員が同じように観察することが可能となることで、より安全な手術が可能となります。
また、ナビゲーションシステムの導入により術中に骨と内固定具の正確な位置の確認を行っております。

当院で導入しているMedtronic社製ナビゲーションシステムスクリューの位置がリアルタイムで立体的に表示されます。

2:対象患者が広いこと

子供から高齢者、合併症を持っている患者さん等に対応しています。超高齢化社会にある日本では、心疾患、糖尿病、悪性腫瘍などの既応症に、手術前から対応することが必要です。場合によっては、まず、当院の内科的治療を手術前に行って、安心して手術に望んでもらうこともあります。整形の病気を治すことだけでなく、さらに、全身状態も含めて、患者さんによりよい状態で退院していただくことを目標にしています。具体的には、一般の病院では治療が困難な、循環器、糖尿病、腎不全等の合併症がある患者様については、手術前に当院の内科を受診していただき、手術前より薬剤の確認、変更を行います。すなわち、当院では整形のみでなく、循環器や内科の管理の元で、より安全な治療を心がけています。よって、患者さんが安心して全身の治療の一つとして、整形外科の治療に取り組むことができるのです。

3:少ない侵襲、傷、出血で行う手術

当院の脊椎・脊髄病センターでは、MIS(Minimally Invasive Surgery、低侵襲手術:) MIST、(Minimally invasive spine stabilization、低侵襲脊椎安定術)BKP(Balloon Kyphoplasty、バルーン後弯矯正術)など患者さんに優しい手術を心がけております。とくに、当院では、見た目の小さい傷を目指すだけでなく、皮膚の下の大事な筋肉を温存した手術を応用して、さまざまな手術を行っています。これは、前センター長だった白石客員教授が開発した方法で、本邦でも限られた施設でしか行っておりません。また、世界各国から見学者も来ています。
股関節や膝関節などの人工関節治療においても、低侵襲手術:MISを行い、早期の離床、社会復帰を実現しています。特に股関節手術では、股関節周囲筋肉の侵襲を最小限にする前方進入を行っています。さらに股関節、膝関節ともに両側動時手術も行っています。入院期間は2週間前後で、患者様の要望によってリハビリテーション病院のコーディネートも行っています。術後1週間前後でほとんどの患者様は杖歩行可能となります。しかし、75歳以上の高齢者の場合には術後の合併症の確実な把握、家族の送迎の問題、より良好な筋力アップのためには、約2週間以上のリハビリが必要な方もいらっしゃると考えています。特に当院にはリウマチ内科が常駐し、全身の合併症が問題になりやすい、リウマチ患者さんの術前後の投薬管理も行うことが可能です。また、低侵襲手術のみでは治療が困難な重度の関節の変形がある症例や、人工関節を使わず、自分の骨で関節を治す、関節形成術も病状によっては選択しています。

4:専門性が高いこと

脊椎
現在、脊椎疾患も様々な専門性に分かれております。当院は脊椎専門医が4名おり、筋肉温存手術、脊髄腫瘍、頸椎の変形、腰椎変形、ナビゲーション手術などを行っており、積極的に学会発表、論文投稿を行い、日本でも最先端の治療を行っております。近年は、これまで治療が行われなかった、がんの骨転移である転移性脊椎腫瘍に対しても、積極的治療を行っております。当院は、がんの専門医と脊椎の専門医が協力して治療を行うことができる施設です。以上のことより、あらゆる脊椎疾患に対応する治療を選択することができます。

股関節、膝関節
股関節、膝関節疾患については、人工関節のみでなく、きわめて専門性の高い小児整形にも対応し多くの患者様の紹介を受け入れています。

足部疾患
外反母趾など足部疾患についても。足専門医による専門外来を開設しています。

肩関節 肘関節 手関節
いずれの関節にも関節鏡を使用した専門性の高い治療を行っています。またリウマチ性の疾患にもリウマチ科と協力して積極的に治療を行っています。 対象疾患:腱板損傷、肩関節脱臼、肩関節疾患、肘関節症(人工肘関節)、TFCC損傷、舟状骨骨折、等。

骨、軟部腫瘍
きわめて専門性が高く、限られた施設でしか治療が行われていない、骨、あるいは筋肉や脂肪、神経の腫瘍性疾患、すなわちサルコーマにも対応しています。特記すべき事として、当院では、骨軟部の診断が専門の病理医と放射線医が常駐しています。骨軟部腫瘍の診断は大変むずかしく、臨床医の臨床診断、病理医の組織診断、放射線医の画像診断の三つを組み合わせて、初めて確定診断がなされます。このため、近隣からの多数の紹介患者を当院では受け入れています。また、いままで積極的に治療が行われていなかった、転移性骨腫瘍、がんの骨転移に対しても積極的に治療を行っています。なぜなら、現在、医療の進歩により、がん患者さんの余命が延長しています。しかし、原発がんのコントロールはできても骨転移で苦しんでいる方が増加しているからです。当科では、骨転移の痛みなのか、それとも骨転移と思われているが、一般の整形外科疾患の痛みなのか、この鑑別にも力を入れ、多くの方の治療を行っています。

以上のように、当科は整形外科疾患のほとんどを網羅して、専門的な治療を実践しています。

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