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教養系科目は、建学の精神「歯科医師たる前に人間たれ」を実現するために、人間として高い教養を身につけるとともに、基礎・臨床教育の基本となる内容を習得することを目的としています。 現在、教養系研究室には、数学・物理学・化学・生物学・語学の5研究室があります。
第一学年を対象に、一般教養のための教育と第二学年以降の準備としての教育の両方を行っています。多くの科目では、個々の高校での履修状況を踏まえ、一般クラスと基礎クラスを用意しています。また、第二学年以上を対象の歯科基礎科目の教育にも参加しています。 数学研究室では微分積分学、および、データサイエンスの基礎の教育を行っています。 理科系科目(物理、化学、生物)は物理・化学・生物の科目別に教育を行っています。 語学研究室では語学力やコミュニケーション能力の強化を図る観点から、 基礎的な英語と歯科医学英語、さらにコミュニケーション学入門の教育を行っています。
各研究室ごとにさまざまな研究をしています。具体的には以下の通りです。 数学研究室では、ウェーブレット解析の統計学への応用、歯科医学における統計学などを研究しています。 物理学研究室では、素粒子理論・宇宙論・物理教育などを研究しています。 化学研究室では、シスタチンなどの唾液タンパク質の構造と抗菌作用などの機能について研究しています。 生物学研究室では、1. 歯周組織の構造と機能に関する研究 2. 唾液腺の構造と唾液分泌機構に関する研究 3. 口腔における硬組織形成に関与する細胞や因子の生理学的研究を行っています。 語学研究室では、1.批判的思考力や対人関係構築能力の醸成に向けたCooperative Learning(協調学習) 2.効果的な英語運用能力醸成の方法 3.実用的なコミュニケーションの方法について研究しています。