本文へ

東京歯科大学東京歯科大学短期大学

【全:大学日】ヘッドボタン

  • 歯学部オープンキャンパス日程
  • ENGLISH
  • 歯学部学生ポータルサイト
  • お問い合わせ

ページタイトル

学生募集要項 | Admissions

コンテンツ

  • 大学院歯学研究科(博士課程)
     一般
     口腔がん研究を臨床に活かせる専門歯科医師養成コース
     がん治療支持療法のための歯科医師養成コース
    学生募集要項 |  入学案内

    学生募集要項

    【アドミッションポリシー】

    <教育の理念・目標>
     歯学研究科では、歯学および歯学に関連する学問の領域において、理論応用を教授かつ研究し、広い視野に立って精深な学識を授けます。その結果、人類福祉 の増進、延いては文化の進展に寄与するとともに、国際的な視野、優れた研究能力、豊かな学識を有する研究指導者および歯科医学研究に精通した高度な専門職 業人を養成します。

    <教育の基本方針>
     歯学研究科では、特定の分野について専門的な知識の習得に限らず、関連する分野についても十分な知識を得て研究を進められるようカリキュラムが組まれて います。また、国際的視野を見据え、多様な問題に対処できる研究指導者ならびに専門職業人の人材養成を目指しています。

    <求める学生像>
     歯学研究科では、次のような「研究指導者をめざす学生」ならびに「高度な専門知識を備えた専門職業人をめざす学生」を求めています。

      1:人類の持続的発展に貢献するために強い学術的関心と幅広い視野を持つ人。
      2:国際的視野と高度な専門知識・語学力を身に付け、人類福祉の増進に寄与したい人。
      3:既成の価値観にとらわれず、自ら問題を発見し、解決しようとする力を備えている人。
      4:将来研究指導者または高度専門職業人として国際的に活躍したいという意欲のある人。


    1.  募集人員
    34名 ( I 期・ II 期の合計。なお、社会人特別選抜(若干名) I 期・ II期、口腔がん研究を臨床に活かせる専門歯科医師養成コース・がん治療支持療法のための歯科医師養成コース(若干名)I 期・ II 期を含む)
    2.  歯学専攻
    歯科基礎系        
    講座 講座主任
    解剖学講座 阿部 伸一
    組織・発生学講座 山本  仁
    生理学講座 澁川 義幸
    生化学講座 東  俊文
    病理学講座 松坂 賢一
    微生物学講座 石原 和幸
    薬理学講座 笠原 正貴
    歯科理工学講座 服部 雅之
    衛生学講座 杉原 直樹
    法歯学・法人類学講座 石川 昂
    社会歯科学講座 平田 創一郎
    歯科臨床系                             
    講座 講座主任
    歯内療法学講座 古澤 成博
    歯周病学講座 齋藤  淳
    保存修復学講座 村松  敬
    小児歯科学講座 新谷 誠康
    口腔顎顔面外科学講座 片倉 朗(代行)
    口腔病態外科学講座 片倉  朗
    老年歯科補綴学講座 上田 貴之
    クラウンブリッジ補綴学講座 関根 秀志
    パーシャルデンチャー補綴学講座 山下 秀一郎
    歯科矯正学講座 西井 康
    歯科放射線学講座 後藤 多津子
    歯科麻酔学講座 山下 秀一郎
    口腔健康科学講座 福田 謙一
    口腔インプラント学講座 佐々木 穂高
    口腔腫瘍外科学講座 野村 武史
    オーラルメディシン・病院歯科学講座 松浦 信幸

    ※ 
    口腔がん研究を臨床に活かせる専門歯科医師養成コース・がん治療支持療法のための歯科医師養成コースを 希望される方は、上記の口腔顎顔面外科学講座、口腔病態外科学講座、老年歯科補綴学講座、クラウンブ リッジ補綴学講座、口腔健康科学講座、口腔インプラント学講座、臨床検査病理学講座、口腔腫瘍外科学講座から選択し所属することとなります。
    3.  受験資格
    1)  歯科大学または大学歯学部を卒業した者。
    なお、2006年4月以降に 歯科医師免許を取得した(する)者は、原則として1年以上の歯科医師臨床研修を修了していること。
    2)  1)と同等以上の学力があると認められた者。
    4.  入学願書
    受付期間
     第 I  期 2023年10月 2日(月)より2023年11月17日(金)まで。
    第 II 期 2024年  1月 5日(金)より2024年  2月16日(金)まで。
      ※土曜・日曜・祝日を除く午前9時から午後5時まで
    5.  出願手続
    入学志願者は、下記の書類等を取り揃え、上記期間内に大学院事務室に提出すること。
    1)  入学願書 ※大学院学生募集要項に綴り込みのもの
    2)  履歴書 ※大学院学生募集要項に綴り込みのもの
    3)  出身大学の本人調査書 ※もしくは成績証明書
    4)  卒業証明書 
    5)  写真
    ※4枚(カラー・白黒のいずれでも可)
    ※縦4cm×横3cm(出願3ヵ月以内のもので3分身脱帽)
    ※4枚のうち2枚は願書と受験票にそれぞれ貼付して提出する。
    6)  検定料 40,000円
    6.  試験科目
    外国語(英語:辞書(電子辞書可、但しその他の機能があるものを除く)の持込み可)、専攻主科目及び面接
    7.  試験の期日
    及び場所
    第 I 期  2023年12月2日(土)
    試験会場:東京歯科大学水道橋校舎
    第 II 期  2024年 3月2日(土)
    試験会場:東京歯科大学水道橋校舎
    8.  合格者発表
    合格者発表:東京歯科大学ホームページにて発表する。
      ※電話その他による問い合わせには応じない。
    第 I 期 2023年12月8日(金) 正午
    第 II 期 2024年  3月8日(金) 正午
    9.  その他
    1)  出願手続の書類及び検定料は、いかなる理由があってもこれを返還しない。

    2)
    受験に関する注意事項
    出願に際しては、志望する講座の主任教授に予め照会の上、出願するようお願い致します。
    3)  入学に関する照会は下記まで行うこと。
     東京歯科大学 大学院事務室(口腔科学研究センター内)
     〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-9-18
     TEL:03-6380-9113・9114(ダイヤルイン)

    入学案内

    1.  目的・使命
     本大学院は、歯学及び歯学に関連する学問の領域において、理論応用を教授かつ研究し、人類福祉の増進、延いては文化の進展に寄与するとともに、国際的な視野、優れた研究能力。豊かな学識を有する研究指導者および歯科医学研究に精通した高度な専門職業人を養成することを目的・使命とする。
    2.  課程及び修業年限
    博士課程、4年
    3.  講座・研究室研究内容
    歯科基礎系
    講座・講座主任 主な研究内容
    解剖学講座
    阿部 伸一
    筋の可塑性に関する細胞生物学的研究
    筋膜の形態特性と機能的役割の解明
    顎骨における生体アパタイト結晶の配向性
    3Dプリンタを用いたファブリケーションテクニック
    インプラント治療を想定した三次元有限要素解析
    歯科インプラント埋入シミュレータ開発
    粘膜の力学的物性計測と伸長シミュレーション
    顎顔面形態形成に関与する各種タンパク質の検索
    組織・発生学講座
    山本 仁
    歯と歯周組織を含む顎顔面領域の構造の発生、成長、再生
    萌出と機能に伴う歯と歯周組織の微細構造の変化
    顎顔面領域の骨、筋、軟骨の統合的発生
    顎顔面、歯、歯周組織の系統発生
    歯を用いた個人識別
    生理学講座
    澁川 義幸
    歯の痛覚発生に関する感覚受容ー細胞シグナル変換と、その神経伝達機能の細胞分子基盤の解明
    痛覚受容ー細胞シグナル変換を応用した「疼痛制御」に関する研究
    痛覚受容ー細胞シグナル変換を応用した「歯の再生」に関する研究
    痛みの分子センサー・機械感受性イオンチャネルの分子細胞学的特性の解明
    三叉神経節ニューロンの痛覚受容機構と神経因性疼痛発現機構の解明
    細胞内時計遺伝子の機能発現機構の解明
    生化学講座
    東 俊文
    幹細胞の機能解明とその癌の診断及び、治療への応用
    iPSを用いた顎骨再生
    iPS細胞、組織幹細胞維持機構の解明
    組織再生におけるサイトカインの役割
    iPS細胞と組織幹細胞の増殖分化・細胞死制御機構
    「幹細胞の運命決定機構」の解明
    癌とiPS細胞、組織幹細胞
    幹細胞のEpigenetics
    疾患細胞由来iPS細胞を用いた疾患病態解明
    遺伝子編集技術を用いた疾患細胞iPSの正常化
    遺伝子編集技術を用いた疾患細胞iPSの作製
    病理学講座
    松坂 賢一
    歯および歯の支持組織、口腔粘膜の創傷の治癒に関する研究 (再生、分化、誘導)
    インプラン卜と生体組織反応 
    Tissue engineeringによる歯および歯の支持組織、唾液腺の再建 (幹細胞を用いた人工口腔組織の研究)
    人工タンパク創製と応用 (生体の改質)
    生体材料における細胞動態
    iPS細胞を用いた再生医療の開発
    口腔粘膜疾患、口腔癌、歯原性腫瘍、唾液腺腫瘍、嚢胞性病変の病態解明
    微生物学講座
    石原 和幸
    オーラルマイクロバイオームのメタゲノム解析
    バイオフィルム形成と病原性発現機序の解析
    歯周病原性菌の遺伝子発現調節機構の解析
    歯周病原性細菌が宿主細胞のエピジェネティック制御に与える影響
    歯周病発症メカニズムの解明
    歯周病原性菌が動脈硬化症に果たす役割の解明
    歯周病予防ワクチンの開発
    Candida albicans の病原性発現機構の解析
    根尖性歯周炎の病因の解明
    薬理学講座
    笠原 正貴
    低酸素応答活性化を応用した新規組織再生法の開発
    低ホスファターゼ症に対する遺伝子治療
    遺伝子治療ベクター誘発性免疫応答に対する新規対応法の確立
    抑制性唾液分泌調節機構の解明
    唾液腺機能維持薬の開発
    疾病に関する分子標的マーカーの解析と診断
    歯科理工学講座
    服部 雅之
    チタン合金の開発と特性の解明
    歯科用CAD/CAMと積層造形
    歯質及び修復物の接着性評価
    歯冠修復用セラミックスおよびコンポジットレジンの材料学的評価
    顎骨のナノ構造特性解明
    衛生学講座
    杉原 直樹
    成人・高齢者の口腔疾患(歯冠う蝕、根面う蝕、歯周病、酸蝕症)の疫学的研究
    NDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)を用いた歯科疾患と全身疾患との関連
    児童・生徒の口腔疾患と生活習慣および口腔環境との関連
    現在歯のパーセンタイル曲線に関する研究
    日本人のライフステージにおける口腔保健行動
    口腔保健のための予防技術の開発と評価(臨床試験を含む)
    歯の硬組織のフッ化物応用による耐酸性向上の検討
    フッ化物徐放装置の開発
    唾液腺の時計遺伝子発現解析
    法歯学・法人類学講座
    石川 昂
    骨や歯からの個人識別に関する研究
    法歯学的物体検査に関する研究
    顎顔面領域の形態的情報からの個人識別に関する研究
    個人識別に係る画像の解析法に関する研究
    安定同位体を用いた個人識別情報の収集に関する研究
    歯や骨の個人識別(鑑定作業)
    映像や画像分析による個人識別(鑑定作業)
    骨からのDNA型の分析及び個人識別(鑑定作業)
    社会歯科学講座
    平田 創一郎
    歯科医療の需給に関する研究
    医療機関の機能・連携に関する研究
    医療従事者の業務に関する研究
    歯科医療の医療経済学的な研究
    社会的要因による新たな歯科保健・医療のあり方に関する研究
    社会的要因の変化に伴う国民の保健行動に関する研究
    歯科医療機関の安全管理手法に関する研究
    歯科医学教育・臨床研修・生涯研修に関する研究
    倫理・プロフェッショナリズム教育に関する研究
    歯科医学教育における技能教育に関する研究
    歯科臨床系
    講座・講座主任 主な研究内容
    歯内療法学講座
    古澤 成博
    歯髄および根尖部の病態に関する基礎的・臨床的研究
    歯の移植・再植と歯根膜組織
    難治性根尖性歯周炎とバイオフィルム
    根管形成状態のMicro-CTによる三次元的解析
    口腔内細菌に対する歯髄組織、根尖組織の応答
    歯周病学講座
    齋藤 淳
    歯周組織再生の基礎的・臨床的研究
    歯周病原細菌と宿主の相互作用
    歯周病原細菌の新規検出法
    抗菌療法の臨床的・細菌学的評価
    歯周疾患と全身疾患との関連の解明
    歯周病の治療と口腔関連QOL
    インプラントに対する生体組織反応
    保存修復学講座
    村松 敬

    歯髄のダメージ回復機構
    歯髄幹細胞の分化、増殖と臨床応用への可能性
    歯髄細胞における細胞間結合装置の役割
    歯質の脱灰抑制・再石灰化促進機構の解明と臨床応用
    アブフラクションの成立機構
    マイクロCTの歯科研究への応用 
    レーザーの歯科臨床応用
    修復材料および歯質の色彩学的検討 
    歯質・修復材料の接着機構およびその長期安定性
    小児歯科学講座
    新谷 誠康
    歯列・咬合の成長・発達に関する形態的および機能的研究

    ・乳歯列完成までの成長・発達および成長を阻害する因子に関する研究
    先天異常疾患の発生因子に関する分子生物学的研究

    ・先天異常発生因子の遺伝子解析

    ・歯の形成障害を発現する因子の研究
    硬組織の分子進化
    口腔内細菌叢から見た口腔・全身疾患発症要因の検討
    口腔レンサ球菌の有する宿主病原性の検討
    口腔顎顔面外科学講座
    片倉 朗
    口腔がん制御に向けての戦略的研究
    生体材料および再生医学に関する研究
    唇顎口蓋裂に関する基礎的、臨床的解析
    顎関節疾患に関する基礎的、臨床的解析
    顎口腔領域の形態・機能再建に関する研究
    顎変形症の分析、評価と治療に関する解析
    口腔病態外科学講座
    片倉 朗
    口腔癌の早期診断、ならびに浸潤と転移に関する基礎的、臨床的研究
    口腔機能のアンチエイジングに関する基礎的研究
    口腔顎顔面痛に関する基礎的・臨床的研究
    唾液を用いた口腔病態の診断に関する基礎的研究
    VRと3Dモデルによる口腔外科手術の精度向上に関する研究
    老年歯科補綴学講座
    上田 貴之
    有床義歯補綴治療の評価法・管理法
    新たな補綴歯科治療法の開発と評価
    デジタルデンティストリーの展開
    咬合および咀嚼・嚥下機能の解析および評価
    インプラントオーバーデンチャーおよび軟質裏装材
    オーラルフレイルと口腔機能低下症
    高齢者の口腔機能管理および口腔衛生管理
    高齢者の栄養評価・栄養指導
    高齢者と口腔腫瘍術後患者の摂食嚥下機能の評価・介入
    顎顔面欠損症例の機能評価・機能回復
    ブラキシズムとストレスマネージメント
    クラウンブリッジ補綴学講座
    関根 秀志
    口腔内デジタル印象の臨床応用に関する検討
    デジタル機器を応用した顎口腔系の機能に関する補綴的検討(咬合、下顎運動、顎関節)
    歯科審美 (クラウン・ブリッジと生体との調和)
    生体材料 (オールセラミックス,CAD/CAM,セメント)
    疾患モデルマウスを用いた変形性顎関節症の病態解析
    デンタルインプラントに関する補綴学的検討
    再生歯科医療(顎骨再生ほか)
    顎口腔機能と全身との関連性(臨床応用の実際)
    パーシャルデンチャー補綴学講座
    山下 秀一郎
    補綴診断に必要とされる客観的評価の検討
    臼歯部咬合支持の喪失が下顎運動に及ぼす影響に関する研究
    機能運動路からみた咬合平面の傾斜に関する研究
    光学印象からCAD/CAMを応用した局部床義歯製作方法の開発
    3Dプリンタで製作した義歯の精度検証
    選択的レーザー焼結法で製作したCo-Cr合金の内部構造が機械的特性に及ぼす影響
    部分欠損歯列に対する口腔内スキャナーによる光学印象法の有用性に関する研究
    ジルコニアクラウンの局部床義歯支台歯への応用に関する研究
    荷重機構を持つ繰り返し着脱試験機を用いた支台装置の経時的変化
    コーヌステレスコープデンチャーの新たな内外冠製作システムの構築
    要介護高齢者における摂食嚥下機能評価法の研究
    COPD患者を対象とした口腔機能低下および摂食嚥下障害の検討
    セメント芽細胞の電位依存性イオンチャネル発現に関する研究
    歯科矯正学講座
    西井 康
    顎顔面歯列に加わる外力と組織の応答に関する研究
    三次元コンピューターシミュレーションを用いた研究
    不正咬合に関連した口腔機能(顎運動、気道、習癖)の動態に関する研究
    疾患細胞由来iPS細胞を用いた疾患病態解明
    先天性疾患ならびに顎変形症の歯科矯正治療に関連する研究
    顎関節疾患の病態に関する基礎的研究
    歯科矯正用アンカースクリューの開発研究
    筋機能力が顎骨骨質に及ぼす影響に関する研究
    顎変形症の顎顔面骨と筋肉の三次元的形態研究
    歯科放射線学講座
    後藤 多津子
    脳研究

    ・ヒトの感覚の見える化:脳内ネットワークの解明と臨床応用(味覚・嗅覚、疼痛、咬合、スポーツ、嚥下リハビリ、その他)(functional MRIを用いて)

    ・口腔—脳機能と全身疾患(認知症、糖尿病、高血圧、等) 
    臨床研究

    ・病態の先進的画像診断

    (MRI、超音波診断、CT、CBCT、PET、X線画像など)

    ・放射線治療
    人工知能AI、三次元的形態・機能診断

    ・新しい診断法、治療法、手術法の開発

    (3DCT、microCT画像、3Dプリンターを用いて)

    ・顎変形症の咀嚼筋や顎関節の形態と機能、成長発育

    (3DMRIを用いて)
    骨質診断
    企業連携

    ・健康食品開発、画像診断機器開発、その他
    文化遺産の画像診断
    歯科麻酔学講座
    山下 秀一郎
    局所麻酔法の工夫・改良
    血管収縮薬の局所的・全身的作用
    静脈内鎮静法に使用する薬物の薬理作用
    全身麻酔中のストレス制御
    歯科患者 (高齢者・有病者・障害者) の全身管理
    慢性疼痛の発症メカニズムと治療
    口腔健康科学講座
    福田 謙一

    【障害者歯科・口腔顔面痛研究室】
    障害者(認知症、知的障害者など)の全身管理・口腔管理・行動調整法に関する研究
    歯科治療回避患者(歯科恐怖症、強度嘔吐反射を有する患者など)の口腔管理・行動調整法に関する研究
    口腔ケア効率促進デバイスや口腔内医療安全改善デバイスの開発
    口腔顔面痛(神経障害性疼痛、咀嚼筋・筋筋膜疼痛、舌痛など)の病態分析
    疼痛関連遺伝子多型研究
    睡眠時ブラキシズムの生理機構とそれが咀嚼筋、顎関節、歯根膜、歯髄に及ぼす影響に関する研究

    【摂食嚥下リハビリテーション研究室】
    摂食嚥下機能評価ならびにリハビリテーション手技の新規開発

    ・MASA(The Mann Assessment of Swallowing ability)の応用

    ・超音波装置による機能評価

    ・関節可動域制限と摂食嚥下障害との関連

    ・気圧計による嚥下同定

    ・咬合支持の摂食嚥下機能への影響

    ・神経筋疾患による摂食嚥下障害の対応
    摂食嚥下リハビリテーション介入の効果検証
    乳幼児の摂食嚥下機能発達

    【スポーツ歯学研究室】
    顎口腔系のスポーツ外傷に関する研究
    顎口腔系の状態変化やガム咀嚼が、全身運動機能へ及ぼす影響
    マウスガードの機能についての基礎的研究およびその用材の開発
    スポーツにおける身体運動時の口腔内状態に関する研究
    筋や骨細胞とメカニカルストレスに関する研究
    顎口腔系の状態変化が脳活動に及ぼす影響
    顎口腔系の状態変化が静的・動的立位の重心動揺へ及ぼす影響
    中高齢者の歩行と顎口腔系の状態との関連に関する研究
    中高齢者の転倒予防にスポーツスプリント装着歩行が及ぼす影響
    顎口腔系の状態変化が上下肢筋肉のダメージに与える影響
    口腔インプラント学講座
    佐々木 穂高

    研究の目的と目指すべき方向性

    成功率の向上(新素材の開発、新システム・デザインの開発、力学的メカニズムの解明等)

    適応症例の拡大(リスクファクターの明確化、各種骨造成術のメカニズムと予後、母床骨の改善、インプラントの軟組織のマネージメント等)

    治癒期間の短縮(即時荷重、早期荷重、抜歯後即時荷重のメカニズムと経年的変化)

    審美性の追求(インプラントと歯周組織の変化、歯周病菌との関連等)

    医療安全(ナビゲーションシステムの開発、教育プログラムの開発等)



    具体的研究内容

    リスクファクターの明確化(有益な術前診断法の確立)
    ・唾液によるエクソソーム精製法の確立と全身的リスク評価
    ・骨代謝マーカー検査による骨関連全身的評  価
    ・全唾液による歯周病細菌の遺伝子診断的評価

    骨形成、骨質改善によるインプラント治療の適応拡大(リスクファクターの改善)
    ・低出力超音波パルス(LIPUS)による骨形成の促進効果の検討
    ・老人性骨粗鬆症モデルに対するスタチン系薬剤の骨質改善効果の検討
    ・顎骨における生体アパタイト結晶の配向性の検討
    ・超音波切削器具(ピエゾサージェリー)の骨治癒過程についての検討

    インプラント周囲軟組織の遺伝子発現とインプラント周囲炎の防止
    ・マイクロアレイ法を用いたインプラント周囲上皮の特異的遺伝子発現の解明
    ・インプラント周囲炎に対する光触媒効果の検討

    ジルコニアインプラントの可能性
    ・ジルコニアにおける表面形状、表面性状の違いによる骨分化への影響
    ・ジルコニアインプラント体を想定した機械的強度の追及
    口腔腫瘍外科学講座
    野村 武史
    難治性口腔粘膜疾患に関する研究

    ・マイクロバイオーム技術を応用した掌蹠嚢胞症患者における口腔内細菌叢の探索研究

    ・デスモグレイン3を標的とした新たなドラッグデリバリーシステムの開発
    医科歯科関連疾患(Oral complications)に関する研究

    ・顎骨壊死モデルマウスの開発と重症化予防に関連した骨質評価ならびに標準治療法の開発

    ・頭頸部癌再建後の摂食・嚥下障害に対する機能評価とリハビリテーションの標準化に関する研究
    口腔悪性腫瘍の動態に関する分子生物学的研究

    ・口腔癌患者における唾液中のエクソソーム解析

    ・口腔癌細胞の転移形質(EMT)を制御する新規転写因子Ovol 2の解析

    ・悪性唾液腺腫瘍における非侵襲診断を目的としたムチン関連タンパクの発現解析
    オーラルメディシン・病院歯科学講座
    松浦 信幸
    精神鎮静薬の生体機能に与える影響に関する研究

    急性期脳卒中患者における嚥下障害の病態および口腔管理法に関する研究

    う蝕病原菌と脳卒中リスクの関連性に関する研究
    周術期口腔機能管理の効果と標準的手法に関する研究

    摂食・嚥下障害への歯科的アプローチに関する研究

    サルコペニアと口腔機能障害に関する研究
    舌がん術後症例の摂食嚥下障害の診断と治療に関する研究

    顎顔面欠損患者の機能障害に対する診断と治療に関する研究

    睡眠時無呼吸に関する研究
    4.  履修方法及び学位授与
    1)  本大学院歯学研究科に在学し、所定の単位を履修する。
    2)  所定の単位を修得し、さらに独創的研究に基づく学位論文を提出して、その審査に合格し、かつ最終試験に合格 した者に博士(歯学)の学位が与えられる。
    5.  学費
    入学金
    300,000円
    授業料
    800,000円
    学生会費
    2,000円
    施設維持費  100,000円 (入学当初のみ) ※ただ し、本学を卒業した者からは徴収しない。

    上記の学費を以下の期間内に納入のこと。
    納期
    第 I  期 2023年12月11日(月)より2023年12月18日(月)正午まで。
    第 II 期 2024年  3月 11日(月)より2024年 3月18日(月)正午まで。
    備考
    1)  授業料は、前・後期に分納することができる。
    2)  大学院研究科学生を対象とし、日本学生支援機構から奨学金貸与制度がある。
    <2023年度実績>
    ・第一種(無利子):8万、12.2万円から選択(月額)
    ・第二種(有利子) :5万、8万、10万、13万、15万円から選択(月額)
    ※詳しくは大学院事務室まで問い合わせること。
    東京歯科大学大学院事務室(口腔科学研究センター内)
    〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-9-18
    TEL:03-6380-9113・9114(ダイヤルイン)
    3)  利子補給奨学金制度
    入学時に契約をした提携ローンの利子について在学中の支払額の一部を学費納入者に 補給する制度である。
    ※詳しくは会計課まで問い合わせること。
    東京歯科大学 会計課
    〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-9-18
    TEL:03-6380-9082(ダイヤルイン)

  • 上田 貴之
    松坂 賢一
    松坂 賢一
    松坂 賢一
    松坂 賢一