2025年7月24日（木）から26日（土）に熊本城ホール（熊本市）において開催された第43回日本骨代謝学会学術集会にて、口腔科学研究センター溝口利英教授が学術賞（基礎系）を受賞した。

　受賞のタイトルは「レプチン受容体陽性細胞が司る骨格形成の多層的制御メカニズム」であった。本受賞は、骨髄組織における骨格幹／前駆細胞に関する研究への取り組みにより、骨代謝に対する理解の深化に貢献した成果が高く評価されたものである。このたびの受賞は、長年にわたる骨代謝に関する継続的な研究活動と、本分野への深い洞察に基づくものであり、今後のさらなる研究の発展が期待される。

　本賞は一般社団法人 日本骨代謝学会より授与されたものであり、日頃より支援をいただいている皆さまへの深い感謝の意が添えられた。

受賞した溝口利英教授（左）と高柳広教授（東京大学大学院医学系研究科免疫学教授、日本骨代謝学会理事長）