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2025.10.31
2025年10月17日(金)から18日(土)に、朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター(新潟市)で開催された第68回秋季日本歯周病学会学術大会において、歯周病学講座の森 心汰大学院生が歯周組織再生医学優秀発表賞を受賞した。
本賞は、日本歯周病学会各学術大会においてポスター発表された歯周組織再生に関する優れた研究(臨床・基礎を問わない)を表彰するもので、科研製薬株式会社のスポンサーシップのもと設立されている。今回は、2025年5月に開催された第68回春季日本歯周病学会学術大会での発表が選考対象となった。
受賞演題は「塩基性線維芽細胞増殖因子(FGF-2)の局所応用が骨粗鬆症状態下の歯周組織治癒に及ぼす影響」である。森大学院生が取り組んでいる骨粗鬆症状態下での歯周組織再生に関する基礎的研究は、学術的独創性と臨床的意義の両面から高く評価された結果によるものである。今後は、本研究成果を基に,全身疾患を有する患者における歯周組織治癒のメカニズム解明をさらに進めることで、新たな歯周治療の開発につながることが期待される。
受賞した森大学院生(右)と齋藤 淳教授
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