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大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム

大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム

平成21年度文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に採択

文部科学省による国公私立大学(短大等を含む)を通じた大学教育改革の支援事業である「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」に、平成21年度、本学が申請したプログラムが選定されました。平成17年度の特色GP、現代GP同時採択から引き続き、様々な実績を重ね、本学の教育が再度社会的に評価されたものです。

大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラムとは

国公私立大学(短大等を含む)から申請された、各大学等における学士力の確保や教育力向上のための取組の中から、達成目標を明確にした効果が見込まれる取組を選定し、広く社会に情報提供するとともに、高等教育の質保証の強化に資するためのものです。本年度は649件の申請があり、96件が選定されました。(採択率14.8%)
本学は主として「コミュニケーション教育と医療倫理教育をさらに発展させるテーマ」で国民が求める高い人間力と行動特性を持った医療人を養成する教育プログラムの取組を中心として申請し、書類審査ならびにヒアリング審査を経て採択されました。本学には事業に対して3年間にわたり最大で年額1,670万円が交付される予定です。

本学の取組

個々の患者のニーズに応えられる歯科医師養成
~高い倫理観とコミュニケーション能力に基づく総合診療計画立案能力の向上~

取組の概要

国民の医療への要求に応えるには、個別の疾患に対する診断能力に加え、患者からより深い情報を引き出すことのできるコミュニケーション能力や高い倫理観、患者およびその周囲へ配慮する態度といった、医師・歯科医師の人間力とも言うべき能力の向上が不可欠です。
本取組は、高い倫理観とコミュニケーション能力を備えた歯科医師を養成する「総合診療計画立案能力養成カリキュラム」を作成する「総合診療計画立案能力養成プログラム委員会」の発足と、患者・一般社会人の視点から、患者として学生の教育現場に参加し、学生および教員へ教育指導・評価を行う「ペイシェント・コミュニティ(P-Com)」の設立を軸としています。
本取組により、高い人間力と行動特性を持った医療人を育成する教育プログラムが開発され、医療技術、社会が求めている倫理観、患者との信頼関係、研究心、生涯学習の意欲・態度および全人的な素養を有する医療人の育成につながるものと考えています。
この取組は、全学的に教職員が一体となって組織的に実施し、教育の質を保証する上で更なる発展を目指していきます。

選定理由

当該取組は、本事業の趣旨に照らして審査を行った結果、教育の質の向上への大学等の対応が優れているとともに、取組の実現性、一定の成果と今後の展開についても期待できると評価できる。

特に優れた点

達成されるべき具体的行動目標が明確である。特に「ペイシェント・コミュニティー(P-COM)」を組織して行動目標を達成しようとする点は効果的と考えられ、高く評価できる。また、プログラム自体を評価・改善する「改善グループ」構成員を次年度のプログラムを企画・立案・実施する「実施グループ」に組み込むなど、評価を次年度に生かす試みも良く考えられている。

改善を要する点

  • 倫理教育の充実が、この取組でどこまで達成されるのか、目的とプロセスの検討が必要である。
  • コミュニケーション力育成の成果をどのように評価するかについて、方策の明確化が求められる。

(大学教育等推進事業委員会より)

本取組についてのホームページは、事業の推進状況を随時更新していきます。