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理事長・学長挨拶

理事長・学長挨拶:学長挨拶

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歯学の発展に向けて新たなステージへ

理事長・学長 井出 吉信

2020年に東京歯科大学は創立130周年を迎えます。本学は1890年の髙山歯科医学院創立に始まり、本邦最初の歯科医学教育機関として、新しい知識と技術を学生に教授し、国民の歯科医療を支える歯科医学の発展に寄与してきました。19世紀から21世紀へと3世紀に亘り、培ってきた確かな実績は常にわが国の歯科医学・歯科医療を牽引し、最新の医療を提供することで、歯科医学教育機関としての使命を実践していると考えております。
21世紀初頭における、医学・歯科医学分野、特に再生医学・再生医療分野の進歩はめざましく、将来の医療に新たな希望をもたらす、医療界の大変革となるでしょう。わが国は超高齢社会を迎え、65歳以上の人口の割合が益々増加し、高齢者の健やかな生活を支援するため、口腔内の衛生状態の維持、改善を行うことや、全身的な状態を診ながらの口腔機能の維持、回復が重要になっていきます。国の政策により、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が進められる中、歯科医療においては、歯科疾患・口腔疾患を全身疾患との関係性を含めて診断し治療できる知識、技術の修得、また栄養学、薬学等の他分野の教養や連携が必要かつ重要になってきます。

東京歯科大学水道橋病院では、最先端の歯科医療・研究の拠点として専門歯科医の育成を目的とし、市川総合病院では、全身的疾患の一部として口腔疾患の診療を行える専門的な口腔外科医の育成とともに、在宅看護、訪問診療を行なえる歯科医師の育成を目的としています。2018年に新たにスタートしました千葉歯科医療センターでは、地域に役立ち、効率の良い診療を行なえる臨床歯科医の育成を目指していきます。この3施設がそれぞれの特徴を生かし一体となり、東京歯科大学ならではの教育を実現していきます。また、多職種や他機関との連携を深めるため、歯科大学に限らない他大学との連携や、医療機関等との協力体制の構築を推進しています。グローバル化に向けては、海外姉妹校との学術・研究面における交流の活発化や、教員、学生の海外研修機会の拡大、国際的視野を養うElective Study制度の充実等、様々なプログラムの構築を図っています。

2012年より本学のメインキャンパスは本学発祥の地である東京・水道橋に回帰いたしました。「歯科医師たる前に人間たれ」という「ヒューマニズム」を尊重した教育理念を建学の精神とし、歯科医師としての知識や技術だけでなく、社会性を身につけ、人間的に優れた良識豊かな歯科医師を養成する歯科大学であり続けていきたいと考えます。創立130周年に向けては、本学の3キャンパスが一体となってこれまでに培ってきた実績と、今後は更に他大学・医療機関等との連携・協力体制を推進し、歯科医学・歯科医療をさらに発展させることにより、最先端の教育と医療をもって社会に貢献できる確かな基盤を構築し、わが国の歯学分野を牽引し続けていけるよう邁進してまいります。